シェイプ・オブ・ウォーター しかし自分にはこの作品のよさが、いまいち分からなかった


【9 うち試写会1】行政府が立法府を、意図的に、騙すなんて言うことが(隠すではなくて)、まさか、この国であるなどと、夢にも思わなかった…。(その行政の長は麻生大臣で、行政府の長は安倍総理なんだが…)

 1962年、米ソ冷戦時代のアメリカで、政府の極秘研究所の清掃員として働く孤独なイライザ(サリー・ホーキンス)は、同僚のゼルダ(オクタヴィア・スペンサー)と共に秘密の実験を目撃する。アマゾンで崇められていたという、人間ではない“彼”の特異な姿に心惹かれた彼女は、こっそり“彼”に会いにいくようになる。ところが“彼”は、もうすぐ実験の犠牲になることが決まっており……。

 ギレルモ・デル・トロ監督が異種間の愛を描き、第74回ベネチア国際映画祭で金獅子賞に輝いたファンタジー、米ソ冷戦下のアメリカを舞台に、声を出せない女性が不思議な生き物と心を通わせるという映画。
人魚姫の逆バージョンっぽい、美女と野獣っぽい、という映画で、第90回アカデミー賞では作品賞、監督賞(ギレルモ・デル・トロ)、作曲賞(アレクサンドル・デスプラ)、美術賞を受賞した。


 かなりな、エロいシーンや、ぐろいシーンがあるので、ファンタジーラブストーリーだけどR15指定、もしかしたらR18だったかもというきわどさ。
評判がすこぶるいい映画だが(大きな賞もたくさん獲ってるし)、しかし自分にはこの作品のよさが、いまいち分からなかった。
もっとも気になったのが、「ヒロインがなぜ恋におちたのか」というところに説得力がないことなのかも知れない。


 しかしこの作品は、人種差別を助長し、分断が広がるトランプ政権にノーをつきつけたという意味だとすれば、その通りだろうし、オスカー受賞は、多様性やマイノリティ賛を謳う映画人の熱が本当に高揚している結果だったとしたら納得だ。
ところで、イライザを演じたサリー・ホーキンスって、とても綺麗な人なのに、そうでないように見せる役作りと演技が、とても驚いた。

映画ドラえもん のび太の宝島 ひみつ道具さえあれば、どうにでもなるってのは、ほんと便利やね~(笑)


【8 うち試写会1】これもレビュー書いておきます…σ(^◇^;)

 ジャイアンたちに宝島を発見すると宣言したのび太は、ドラえもんのひみつ道具「宝探し地図」を頼りに宝島を探す。その地図には太平洋上に突如出現した島が表示され、のび太たちはノビタオーラ号と命名した船に乗って、島を目指す。だが、島に上陸する一歩手前で海賊の襲撃を受け、しずかが海賊船にとらわれてしまう。

 テレビアニメ「ドラえもん」の演出を多数担当した今井一暁が、映画版初監督を務めた劇場版『ドラえもん』シリーズ第38作、宝島を舞台に、ドラえもんとのび太たちが冒険を繰り広げる様子が描かれるという作品。
孫1号に乞われて鑑賞、映画館でドラえもんを観たのは初めてだ。


 お話しのテーマは「父と子」、キャッチコピーは「見つけたのは、宝物以上の、宝物。」「勇気と友情は、海賊にも奪えない宝物だ。」「その島を作ったのは、愛でした。」。
お話し自体が少し難しいテーマで、場面展開や位置の展開もめまぐるしく、そして回想シーンが挟まれることも多いので、小さな子どもに理解できるのだろうかとは感じた。
でも4歳児には4歳児なりの楽しみ方があるようで、十分に楽しめたようだ。


 出て来た秘密の道具は、宝探し地図、どこでもドア、組み立て帆船(ノビタオーラ号)、ビッグライト、なりきりキャプテンハット、ミニドラ、フエルミラー、重力ペンキ、海上トランポリンスプレー、ウオライダー、サメライダー、桃太郎印のきびだんご、蛍光方向クラゲの種、名刀電光丸、名刀電光丸・改、スーパー手ぶくろ、ひらりマント、時限バカ弾、透明マント、こけおどし爆弾、空気砲、タケコプター、みず手ぶくろ、四次元くずかご、風神うちわ、救命イカダ、てばり、ころばし屋、ころばし屋・ネオ、とおりぬけフープ、ほんやくコンニャク、タンマウォッチ。
どれほど無理あるシチュエーションでも場面展開でも、このひみつ道具さえあれば、どうにでもなるってのは、ほんと便利やね~。(ミニドラが大活躍、めっちゃけなげっ!)
しかしドラえもんがやってきた22世紀の時代よりも、海賊船はもう少し先の未来からやってきたようで、その辺の微妙さが、お話しにとっても重要やったようだ。
ところで、星野源の主題歌「ドラえもん」がめっちゃ良かった♪

15時17分、パリ行き 事件の当事者を主人公としてまさか出演させているとは!?


【7 うち試写会1】昨冬の働き方改革の同一労働についての講演が、どういうわけかシリーズ化してて、本日その続きとして、労働基準法などの働き方に関する改正案はどんなものかってことについて、講演させて貰った。
伝えたいことは山盛り、で、盛りすぎ&時間配分悪しの時間切れで、伝えたいことすべてを伝えきれなかった、ごめんなさい。
悪い癖や…と自己嫌悪はいつものことってのが、もっと悪い。

 2015年8月21日、554人の客が乗るアムステルダム発パリ行きの高速鉄道タリスに、武装したイスラム過激派の男が乗り込み無差別テロを企てる。乗客たちが恐怖に凍り付く中、旅行中で偶然乗り合わせていたアメリカ空軍兵スペンサー・ストーンとオレゴン州兵アレク・スカラトス、二人の友人の大学生アンソニー・サドラーが犯人に立ち向かう。

 クリント・イーストウッド監督が、2015年8月に高速鉄道で起きた無差別テロ事件を映画化、列車に乗り合わせていた3人のアメリカ人青年がテロリストに立ち向かう姿を描くとう映画。
英題は「THE 15:17 TO PARIS」、事件の当事者であるアンソニー・サドラー、アレク・スカラトス、スペンサー・ストーンを主演俳優に起用し、当時列車に居合わせた乗客も出演、撮影も実際に事件が起きた場所で行われたという。


 3人の子ども頃の、出会いと成長と友情の過程を描く場面と、そして事件の場面が交錯する展開で、ちょっと複雑な描き方なこの映画。
見終わってから気付いたが、実は事件の場面に割いた時間はとても短い。
きっとイーストウッドがスポットを当てたのは、そこにいたるまでの彼らの歩みのようだ。


 「ごく普通の人々に捧げた物語」とはイーストウッドの弁で、87歳の名匠は実にさらさらと撮っている。
結局、今作の狙いは、どこにでもいる人間が日常を送るなかで、想定外の大事件に遭遇した瞬間の対応を描くことであり、その助走でもある穏やかな日々のシーンにこそ、イーストウッドの思いが込められているのだろう。
実話の映画化は数多いが、本人たちが本人役で主演した映画は本作くらいだろう。
しかし、自分は、鑑賞している時には、そのことを知らなかったもんで、なんて演技が下手な役者なんやろうって思ってたが…(汗)

リメンバー・ミー ピクサー初のミュージカル作品と言われてるけど、さほどミュージカルミュージカルはしていない


【6 うち試写会1】今年初めての試写会、去年は忙しくて、試写会自体への応募もあまり出来ず、そしてたまに当たっても行けないってことが多かったが、今年もその状況は続く。
でも、昨日は行けたっ!

 過去の出来事が原因で、家族ともども音楽を禁止されている少年ミゲル。ある日、先祖が家族に会いにくるという死者の日に開催される音楽コンテストに出ることを決める。伝説的ミュージシャンであるデラクルスの霊廟に飾られたギターを手にして出場するが、それを弾いた瞬間にミゲルは死者の国に迷い込んでしまう。元の世界に戻れずに困っていると、ヘクターという謎めいたガイコツが現れ……。

 1年に1度だけ他界した家族と再会できるとされる祝祭をテーマにした、ディズニー/ピクサーによる長編アニメ、死者の国に足を踏み入れた少年が、笑いと感動の冒険を繰り広げるという作品。
英題は「COCO」、なぜココがタイトルなのか、映画を観れば解るのだけど、邦題を「リメンバーミー」にしたのは商業的な思惑もあったのだろう。
だから日本のキャッチコピーは「それは、時を超えて―家族をつなぐ、奇跡の歌。」(主題歌を売りたいものね~ リメンバー・ミー オリジナル・サウンドトラック


 ピクサーの長編映画としては「カーズ/クロスロード」に次ぎ、「トイ・ストーリー」から数えて19作目となり、また初のミュージカル作品。
でも、ミュージカル作品と行っても、セリフが唄になるわけではなく、情感を唄で説明させるという感じ。
試写会は日本語吹き替えだったのだけど、唄の歌詞も重要なので、吹き替えの方が字幕版よりお話に入りやすかったのかもと感じた。(が、字幕版も見たいな)


 自分には夢があるのに家族に反対されて、というのは、よくある設定。
だが、そこに死後の世界や祖先の秘密などの要素が混じってきて、ストーリーは思いもかけなかった方向に展開していき、なかなか見応えあり。
舞台はメキシコで、メキシコの死生観がこの通りかどうかは不明ながら、しかしこの映画のテーマに良くフィットしたのだろうな(ある意味、日本でもわりあい感覚が近いかも)。
孫が観たがっているが、パパとママと一緒にこの映画は行くらしく、「じいじとはドラえもん行こうね」って言ってて、自分もリメンバーミーの方がいいなって思っていたが、ぐふふふ、孫より先に観てやったぜ~(^O^)v
しかし4歳児にこの物語が理解出来るかな~、絵的には喜ぶとは思うけど、カーズとかとはちょっと違うからな~。

スリー・ビルボード たいへんな問題作であり、傑作ではあるが、しかし自分としては、受け入れがたい、とてつもなく後味が悪い作品であった…


【5】 ミズーリ州の田舎町。7か月ほど前に娘を殺されたミルドレッド(フランシス・マクドーマンド)は、犯人を逮捕できない警察に苛立ち、警察を批判する3枚の広告看板を設置する。彼女は、警察署長(ウディ・ハレルソン)を尊敬する彼の部下や町の人々に脅されても、決して屈しなかった。やがて事態は思わぬ方へ動き始め……。

 娘を殺害された母親が警察を批判する看板を設置したことから、予期せぬ事件が起こるクライムサスペンス、本作はベネチア国際映画祭で脚本賞、トロント国際映画祭で観客賞に輝いたという映画。
英題は「THREE BILLBOARDS OUTSIDE EBBING, MISSOURI」、billboardというのが「屋外広告のための,直立した板状の構造物。広告掲示板。」だということを初めて知った、なんせ米国最大の音楽週刊誌でありレコードの人気チャートで有名なBILLBOARD誌が、小学生の頃から知識にすり込まれてきたもんで。


 「娘はレイプされて焼き殺された」「未だに犯人が捕まらない」「どうして、ウィロビー署長?」という3枚の立て看板に描かれたメッセージ唐物語りが始まる。
ミズーリ州の田舎町に出現する赤い看板が発火点となり、地獄の業火が燃え上がる。
悪意が悪意を呼ぶ構図、しかしこの映画では善悪に色分けはせずに、そこに緊張感をみなぎらせ、ふくらみのある人間ドラマを描くとう手法で、そこにブラックユーモアを散りばめた演出が、とにかく素晴らしい。


 脚本も見事で、さまざまなキャラクターの激情が物語を動かす人物描写に加え、展開も絶妙。
ハレルソン扮する署長を、負の連鎖に放り込んで鎮静化の可能性を見定めるのだと、観ていてその理屈は解るのだけど、そんな安易な感情移入を拒む脚本は、しかし物語は一筋縄ではいかず、不確かで複雑怪奇な人間の本性を見事に捉えていく。
主人公の過激な行動についつい目を奪われがちだが、そもそも主人公の、その死んだ娘の事件を解決するための過激な行動も、娘への愛情のみから発したものではないってのは、どこまで観る者を試すのかと、憤る。

 しかし、特殊な個人の物語ではなく、実はそれぞれに問題を抱えた人間たちの群像劇としても、「許す」ことについて考えさせようとしているのは、あまりにも傲慢すぎないか。
たいへんな問題作であり、傑作ではあるが、しかし自分としては、受け入れがたい、とてつもなく後味が悪い作品であった…。

グレイテスト・ショーマン エンターメントとしては楽しかったけど、ちょっと後味が悪かった…


【4】 P・T・バーナム(ヒュー・ジャックマン)は妻(ミシェル・ウィリアムズ)と娘たちを幸せにすることを願い、これまでにないゴージャスなショーを作ろうと考える。イギリスから奇跡の声を持つオペラ歌手ジェニー・リンド(レベッカ・ファーガソン)を連れてアメリカに戻った彼は、各地でショーを開催し、大成功を収めるが……。

 19世紀に活躍した伝説のエンターテイナー、P・T・バーナムをヒュー・ジャックマンが演じるミュージカル、空想家の主人公が卓越したアイデアと野心で世界中を熱狂させるさまと、ロマンチックな愛の物語が描かれるという映画。

 実在の興行師P・T・バーナムをモデルに、貧しい苦労人の主人公が、身体障害者や有色人種などマイノリティばかりを集めた奇抜なショーで大成功するも、社会の偏見や差別にさらされ悪戦苦闘する姿を描く。
映画全体としては、あくまで軽いエンタテインメント作品。
多様性というテーマ、人と違っていてもいい、そんな自分を受け入れて自分らしく生きようというテーマとなっているが、描き方はなかなか辛辣ではある。


 でも、深く考えさせるというより、現実を忘れて、しばしファンタジーの世界に浸らせてくれる映画という展開でもある。
歌も踊りもすばらしい、「ラ・ラ・ランド」と同様で、めっちゃミュージカルってなわけでもないので、ミュージカルちょっと苦手な自分のような者でも取っつきやすい。


 音楽を手がけるのは、その「ラ・ラ・ランド」で歌曲賞を受賞したベンジ・パセック&ジャスティン・ポールのコンビ。
髭が生えた女性レディ・ルッツを演じるキアラ・セトルの歌唱がやはり圧巻だが、空中ブランコのアン・ウィーラーを演じるゼンデイヤの雰囲気や歌に目が釘付けだった。
オペラ歌手ジェニー・リンドを演じるレベッカ・ファーガソンの歌も凄いって驚いたが、どうもローレン・アレッドという人のアフレコだったようだ。
ただ、なんとなく後味が悪かったな、この映画。

ジオストーム ある意味、ディザスター映画の超進化形なのかも


【3】そしてようやく今年3本目の映画。

 天候を意のままにできる宇宙ステーションが開発された近未来、地球は未曾有の自然災害に襲われることがなくなる。ところが運用開始から2年後、宇宙ステーションがウイルス感染して暴走し各地で異常気象を引き起こしてしまう。巨大災害が同時多発的に起きる地球壊滅災害“ジオストーム”の発生を防ぐため、宇宙ステーションの開発者ジェイク(ジェラルド・バトラー)と彼の弟マックス(ジム・スタージェス)が立ち上がる。

 天候をコントロールする気象宇宙ステーションが暴走するさまを描いたディザスターアクション。
気象コントロール衛星の運用を巡る政治的陰謀サスペンスというところは「スペースノア」、世界各地で起きる異常気象スペクタクルは「デイ・アフター・トゥモロー」、そして「アルマゲドン」的な感動要素、最後は「ゼロ・グラビティ」も…、と、どこかで見たような展開だらけで、デジャヴ感ありあり(笑)


 展開はめっちゃくちゃ豪快、生卵がジューって目玉焼きになるような地面に人間が平気で立っていられるのか、とか、ビキニ姉ちゃんの超人的な足の速さとスタミナに驚かされたり、と突っ込みどころは満載ながら、圧倒的に大胆な描き方で、煙に巻かれる。
しかもこの映画、まさかの陰謀サスペンスにまで突入してしまうのがすごいっ!


 ある意味、ディザスター映画の超進化形なのかも。
ところで「アメリカが再び偉大になるために!」というどこかで聞いたような政治家の言葉に、今度は観ている自分が凍り付く…。
もしやこの映画、知性を欠いた為政者が陥れる世界の映し鏡なのかもしれない…。

羊の木 松田龍平の怪演がぜんぶ持ってた~


【2】1月はむちゃくちゃ忙しい上に毎週末大阪に帰っていたし、その忙しさをついてどうしても観たいという映画もなかったので、今頃になってようやく2本目の劇場鑑賞。

 刑期を終えた元受刑者を自治体が受け入れる新仮釈放制度により、閑散とした港町・魚深市に男女6人が移住してくる。市役所職員の月末一(錦戸亮)は彼らの受け入れ担当を命じられるが、移住者たちの過去を住民たちに知られてはならないという決まりがあった。やがて、全員に殺人歴がある犯罪者を受け入れた町と人々の日常に、少しずつ狂いが生じていき……。

 山上たつひこといがらしみきおによる、第18回文化庁メディア芸術祭優秀賞(マンガ部門)に輝いた問題作「羊の木 (イブニングKC)」を、アレンジを加え実写映画化。殺人歴のある元受刑者の移住を受け入れた町を舞台に、移住者の素性を知らされていない町の人々の日常がゆがんでいくさまを描くという映画。
北村一輝、優香、市川実日子、水澤紳吾、田中泯、松田龍平が演じる6人の元殺人犯が日常生活を送る描写、一見、淡々と、平静を保っているようで、時折ちらつく彼らそれぞれの素顔が緊迫感を増長する…。


 何かをしでかすのでは…という疑心暗鬼な視線でついつい観てしまうが、それは映画だから、というより、自分も含めてこれが「世間」なのか?
偏見なく他者と接するのは不可能なのか?
引きずる過去、表出する狂気、不穏かつ魅力的に表現している。は「他者」を取り巻く世間そのもの。
元受刑者との共生ということを根っこに、しかし己の寛容をテストされているかのような映画だ。


 「県庁おもてなし課」以来、お人好しな公務員を演じさせたら、右に出る者はいないほどハマリ役の錦戸亮、彼を中心点として置いて、いい役者を集めた群像劇。
エンディングに至る部分が「あり得ない」というか、せっかくの緊張感を台無しにした感が歪めないが、いろいろなことを深く考えさせられた作品だった。
「ガキデカ」を描いた山上たつひこ氏が原作に絡んでいるというのも驚きなので、是非一度「原作」を読んでみたい。

オリエント急行殺人事件 豪華キャストが出しゃばらずにきっちと各々の役柄を演じてるのがさすが


【1】午前中は私鉄中国ハイタク総支部第25回定期総会、午後は18春闘職場討議(案)討論集会。
米子でのオフィシャルな仕事は終わり、しかしこれからの懇親会がさらにハードワーク!

 トルコ発フランス行きの豪華寝台列車オリエント急行で、アメリカ人富豪のエドワード・ラチェット(ジョニー・デップ)が刺殺体で発見される。偶然列車に乗り合わせていた探偵のエルキュール・ポアロ(ケネス・ブラナー)が、鉄道会社に頼まれ密室殺人事件の解明に挑む。乗客のゲアハルト・ハードマン教授(ウィレム・デフォー)やドラゴミロフ公爵夫人(ジュディ・デンチ)、宣教師のピラール・エストラバドス(ペネロペ・クルス)、キャロライン・ハバード(ミシェル・ファイファー)らに聞き取りを行うポアロだったが……。

 2018年1本目の映画、これまで幾度も映像化されてきたアガサ・クリスティの傑作ミステリーを映画化、ヨーロッパ各地を巡る豪華列車を舞台に、世界的な名探偵エルキュール・ポアロが客室で起きた刺殺事件の解明に挑むという映画。

 74年版の名作を如何に超えるかという重い命題を抱えている映画で、映画批評家もその点について言及しているが、自分としては、子供の頃に見たはずだけどちっとも覚えてへんから…(ーー;)
やから自分的には、子供の頃に観ていたんやけど、ま、ええから、素直に観ましょってことです。


 カメラアングルが独創的、それが映画的な空間の創出につながっている。
その評価は専門家に言わすと「65mmフィルムでスペクタクル感を増大した映像美が凝り性のケネス・ブラナー監督らしい。」ということらしいが、とにかく視覚的にほんと面白い。

 本作の見せ場を持って行くのは監督にして名探偵ポアロ役を兼任したK・ブラナー。
どないもならない密室的な殺人で、どう推理し解決するのだろうって謎的な課題と、一人一人で映画が作れそうな濃厚なキャラたちに、狂言回し的にどうまとめていくのだろうと脚本的な課題を、物語としてしっかり織り込んでいく。


 それは原作がしっかりしているから安心して観ているはずが、狂言回し的にウロウロ妙に迂回していくので、まさにシェイクスピア劇のような重厚感が醸し出されていく。
とってもめんどくさい展開の映画と相成っているが、今時、こんな映画もいいなあ。
豪華キャストが出しゃばらずにきっちと各々の役柄を演じてるのがさすが。
次作は「ナイル川殺人事件」となるようだが、自分は絶対に観る、楽しみ!

DESTINY 鎌倉ものがたり 日本ではなかなか当たりがないファンタジー部門では、秀作やっ!


【44 うち試写会2】本日は、うちの、私鉄総連2018年新春旗開き。
連合の神津会長、立憲民主党の枝野代表、民進党の増子幹事長、社民党の吉川政審会長、交運労協の住野議長にご祝辞をいただいた。
ってことで、本日から本格稼働ながら、でも今日のネタは昨年最後に観た映画(44本目)のレビュー。

 鎌倉に住むミステリー作家・一色正和(堺雅人)のもとに亜紀子(高畑充希)が嫁いでくるが、さまざまな怪奇現象が起こる日常に彼女は戸惑ってしまう。犯罪研究や心霊捜査にも通じている正和は、迷宮入りが予想される事件の折には、鎌倉警察に協力する名探偵でもあった。ある日、資産家が殺害され……。

 西岸良平による人気漫画「鎌倉ものがたり」を、西岸が原作者である『ALWAYS』シリーズなどの山崎貴監督が実写映画化、人間だけでなく幽霊や魔物も住むという設定の鎌倉を舞台に、心霊捜査にも詳しいミステリー作家が新婚の愛妻と一緒に、怪事件を解決していくさまを描くという映画。


 メインの舞台となるのは鎌倉、うん、鎌倉なら、なんかこんなのありそう~。
時代考証とか、画に映り込むものが設定に合っていないとかの細かいところはほっとく。
とにかく、黄泉の国までの場面展開を含めて、徹底的にビジュアルをつくりこむって手法が素晴らしい!


 キャスティングが妙で、江ノ電の使い方が爆笑で、現在なのか昭和40年代なのか訳わからん舞台の鎌倉を闊歩する妖怪が絶妙。
ごちゃごちゃ考えずに、痛快っ、日本ではなかなか当たりがないファンタジー部門では、秀作やっ!
安藤サクラ演じる死神が、とりわけ味があって、物語の核になっているのが、ひときわよし!
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