マグニフィセント・セブン 七人の侍、荒野の七人、へのリスペクト感は、ひしひしと伝わってくる


【5】昨夜、買ったばかりの加湿器 超音波加湿器(アロマ加湿器)PETIT ウッドを使ってみた。
毎時280mlの加湿量をそのまんまフルパワーにしたら、なんと朝起きてみたら、寝室の床も布団もずぶ濡れ、一瞬、おねしょしたのかと焦った!
暖房を使っていない寝室では、フルパワーはやり過ぎのようだ、今夜は半分くらいで使ってみようっと。

 悪漢バーソロミュー・ボーグ(ピーター・サースガード)によって牛耳られ、絶望を感じながら生きているローズ・クリークの町の人々。住民の一人であるエマ・カレン(ヘイリー・ベネット)は、賞金稼ぎのサム(デンゼル・ワシントン)、ギャンブラーのジョシュ(クリス・プラット)、流れ者、拳銃の達人といった7人の男を雇って、バーソロミューの手から町を救い出すように頼む。金のためと割り切って戦いに身を投じるサムやジョシュだったが……。

 黒澤明の傑作『七人の侍』と同作をリメイクした『荒野の七人』を原案にした西部劇、冷酷非道な悪に支配された町の住人から彼を倒してほしいと雇われた、賞金稼ぎやギャンブラーといったアウトロー7人の活躍を追うという映画。
年末やったかな、荒野の七人がTVでやってて観ちゃってんな~、興奮したやんか~もちろん。
ってなノリで観てもうたからな~、この映画、点数、自然と高いわな~。


 なんぼ南部戦争が終わった頃という設定であっても、主人公がアフリカン・アメリカンってのは、かなり無理があるし、そして、ネイティブ・アメリカンがおり、ヒスパニックも東洋人がおりと、この7人はなんとも民族混載(コーカソイド系も微妙に混在)。
今のアメリカの排他主義的な大統領に対抗して、包容力溢れるアメリカを、あえて描いたのか?

 アクションシーン中に、7人それぞれの個性を際立たせる見せ場がある。
それぞれに魅力的かつ判別しやすい性格を与え、さらに各自にその個性と結びついた得意な武器を持ち、それぞれの個性が引き立つユーモアと戦い方。
7人、皆にそれぞれに、感情移入してしまう、という演出は観ている方にとっては大迷惑、喜怒哀楽が7人分、襲ってくる!


 七人の侍、荒野の七人、へのリスペクト感は、ひしひしと伝わってくる。
でも、新たな切り口、新たなメッセージもふんだんに有り、リメイクということで片付けなくてもいい。
七人の侍、荒野の七人を観たことない人がどう感じるのかなということが、ものすごく気になるってのが、自分の感想。
最後に「荒野の七人」の主題歌が鳴り響く♪(ToT)

ザ・コンサルタント 意外性が実に絶妙でユーモラスなハードボイルド


【4】昨日は新御茶ノ水の連合会館にて集会の後、上野までわざわざ移動して、太昌園って焼き肉屋にて「焼きま~す!」。
ローストビーフユッケ(和牛もも肉をローストビーフに仕立て、ユッケにしました)ってのを食べたが、こりゃ、だめだ、ユッケでは似て非なるものだった、焼肉は美味しかったけどね。

 小さな町で会計士として働くクリスチャン(ベン・アフレック)のもとに、ある日大手企業からの財務調査のオファーが寄せられる。調査を進めるうちに彼は重大な不正を発見するが依頼は突然取り下げられ、それ以来クリスチャンは身の危険を感じるようになる。実は、彼は闇の社会の会計士として各国の危険人物の裏帳簿を握るすご腕の暗殺者だった。

 ベン・アフレックが、複数の顔を持つアンチヒーローを体当たりで演じるアクション映画で、夜な夜な巨悪に鉄槌を下す片田舎の会計士が、裏社会で壮絶なバトルを繰り広げる様子を映すという作品。
英題は「THE ACCOUNTANT」なので、もろに会計士、邦題のコンサルタントでは、ちょっと意味が違いすぎる。
ま、でも映画自体の軸が意外性なので、それはそれでいいか、とにかくその意外性が実に絶妙でユーモラスなハードボイルド。


 主人公がむちゃくちゃ強い、常識外れに強すぎる、映画だと思っていても引いてしまう強さ。
会計士としてスーツをびしっと着こなしているが、そっちの姿もむちゃくちゃ強そう。
寡黙で愛想なしで、いくら敏腕(会計士として)だとして、ちゃんとお客さんが付くのか、営業が出来るのか甚だ疑問なほど、怖そう、でもそこは映画。


 アナ・ケンドリック演じるデイナ・カミングスの、ぱっとしない経理の女性社員っぷりが見所、色気なさ過ぎのハードボイルド映画ってのは個人的にかなり残念…。
主人公のバックグラウンドが次第に明らかになる展開、たくさん有った伏線は、すべて綺麗に回収、見終わって全てが納得。
特殊な能力を持つ主人公が、昼間は別の顔を持ち、正体を隠して悪を討つが、しかしその昼間の別の顔にも謎が…。
これは続編ありそうやな~。

本能寺ホテル あまり期待しすぎない方がいいかも、おもしろくないわけではないけど


【3】い米子2日目、昨夜はさほど飲まされなかった~(*^ー゜)

 倉本繭子(綾瀬はるか)は、会社の倒産を機に恋人の吉岡恭一(平山浩行)にプロポーズされ、恭一の両親の住む京都へ向かう。京都に着いた繭子は、路地裏にある“本能寺ホテル”に導かれ、気が付けば1582年の本能寺にいた。繭子は現代と1582年を行き来しながら、織田信長(堤真一)や森蘭丸(濱田岳)と交流を果たす。その日は信長が暗殺された本能寺の変の前日だった。


 元OLと織田信長との「本能寺の変」前日の奇妙な遭遇を描く歴史ミステリー、婚約者の両親に会うために京都を訪れたヒロインが“本能寺ホテル”という宿に泊まり、本能寺の変の前日に、暗殺の標的となっている信長に出会い、信長や森蘭丸と交流するさまが描かれるという映画。
タイムパラドックスものだが、タイムトリップの原理にはまったく触れられておらず、SF作品という範疇には入れることが出来ず、かといって歴史映画だとも、もちろん歴史スペクタクルなんて言えるわけでなく、ま、素直にコメディ映画だと思えばいいのだろう。
と、なんでそんな捻くれてしまうかと言うと、良くあるパターンで、面白いシーンって、全部コマーシャルで見せきってしまっていたやねんな。


 と言っても、けっしておもしろくなかったというわけでは無く、小ネタはけっこう効いていたし、最近の三谷幸喜映画に比較するとよっぽど笑うところはある。
制作者も、ただ単にコメディにしたかったわけではなく、ちゃんと伝えたいメッセージはあったわけ、そこを冷静に見極めることが出来たら、さほど悪い点数は付けないと思う。(ポイントは、主人公の婚約者の父親(近藤正臣演じる吉岡征次郎)と、織田信長(堤真一)なのだろう。)


 どっかのサイトで「コメディエンヌ綾瀬はるか」ってな標記を見たけど、綾瀬はるかって面白いことやっても、ちょっと笑わしきってくれない雰囲気があると思うねんけどな~。
どっちかと言うと、アクションものに出てる時の方が、彼女らしいと思うのは自分だけ?
ところで本能寺ホテル、ではなくてホテル本能寺ってのは実際にあるようだ、この映画の意匠とは似ても似つかないが。
それよりも自分は、現在の本能寺にも、焼失した本能寺跡にも、近くには行ってても、どちらも行ったことがないことを、この映画を見る前に初めて気付いた。

君の名は。 正月2日に妻と2回目の劇場鑑賞

【2】元旦に観た「海賊とよばれた男」が酷すぎて、正月2日に、妻が観ていないというので、それならとお口直し(お目直し)で「君の名は。」を2回目の鑑賞。
再び劇場鑑賞して、初回に見逃したり伏線で合ったところなどを確認。
そしてあらためて、この映画の、着想、物語、世界観、脚本、演出、絵、編修、音楽、すべての緻密さと複合的な効果による完成度に感服。
妻はオリジナルサウンドトラックアルバム、RADWIMPSの「君の名は。(通常盤)」を買わなきゃって張り切っていた。
以下、ネタバレしまくりのストーリー、観ていない人は注意。


 東京の四ツ谷に暮らす男子高校生・立花瀧は、ある朝、目を覚ますと岐阜県飛騨地方の山奥にある糸守町[注 4]の女子高生・宮水三葉になっていた。そして、三葉は瀧の身体に。2人とも「奇妙な夢」だと思いながら、知らない誰かの一日を過ごす。
翌朝、無事に元の身体に戻った2人は入れ替わったことをほとんど忘れていたが、周囲の人達の反応や、その後もたびたび「入れ替わり」が起きたことによって、ただの夢ではなく実在の誰かと入れ替わっていることに気づく。


 2人はスマートフォンのメモを通してやりとりをし、入れ替わっている間のルールを決め、元の身体に戻った後に困らないよう日記を残すことにした。


 性別も暮らす環境もまったく異なる瀧と三葉の入れ替わりには困難もあったが、お互い束の間の入れ替わりを楽しみつつ次第に打ち解けていく。しかし、その入れ替わりは突然途絶えてしまう。


 瀧は風景のスケッチだけを頼りに飛騨に向かうことにし、瀧の様子を不審に思い心配していた友人・藤井司とバイト先の先輩・奥寺ミキもそれに同行する。しかし、たどり着いた糸守町は、3年前に隕石(ティアマト彗星の破片)の衝突により消滅しており、三葉やその家族、友人も含め住民500人以上が死亡していたことが判明する。


 瀧は以前三葉と入れ替わった際に参拝した、山上にある宮水神社の御神体へ一人で向かい、もう一度入れ替わりが起きることを願いながら、3年前に奉納された三葉の口噛み酒を飲み下す。
再び(隕石落下前の)三葉の身体に入った瀧は、三葉の友人である勅使河原克彦、名取早耶香の2人とともに、住民を避難させるために変電所を爆破し町一帯を停電させ、町内放送を電波ジャックして避難を呼びかけるという作戦を画策する。しかし、その計画の要である三葉の父(糸守町長)の説得に失敗、父親には三葉の姿をしている別人だと見破られてしまう。


 瀧の身体に入った状態の三葉に会うため、瀧(身体は三葉)は御神体がある山を登る。生きている世界には3年の時間差がある2人だったが、なぜか互いの声だけは聞こえており名前を呼び互いの姿を探す。お互い近くにいるのは分かっていながら、見ることも触れることもできない2人だったが、黄昏時(本編中では架空の方言「カタワレ時」と呼ばれる)が訪れると、入れ替わりが元に戻ると同時に互いの姿が見え、初めて2人は直接会話することができた。
三葉は瀧から住民を助ける計画を引き継ぎ、下山する。計画通りに町を停電させ、避難指示の放送を流すが、その電波ジャックもしばらくしたのち町の職員に見つかり訂正の放送を流され、避難は進まない。三葉は改めて(三葉に入れ替わった瀧ではなく三葉本人から)父(町長)を説得するため町役場に向かう。


 瀧が「入れ替わり」という不思議な出来事に遭ってから5年後、そして「奇跡的に住民が避難訓練をしており死者が出なかった」糸守への隕石衝突から8年後へと舞台は移る。瀧も三葉も東京で暮らしており、入れ替わりのこともその相手の名前も忘れていたが、漠然と「誰かを探している」思いだけが残っており、ときおり町中でその相手の気配を感じることがあった。
さらに月日が流れたある日、並走する電車の車窓でお互いを見つけた2人は、それぞれ次の駅で降り、お互いの下車駅に向かって走り出す。ようやく住宅地の神社の階段で互いを見つけた三葉と瀧は、それぞれ歩み寄っていく。すれ違ったところで瀧が話しかけ、互いに探していた相手だと分かった2人は涙を流し、同時に名前を尋ねた。

海賊とよばれた男 2017年1本目の映画としては痛恨の選択ミス


【1】 敗戦後の1945年、東京。石油会社・国岡商店を率いる国岡鐡造(岡田准一)は、日本人としての誇りを持ち復興に向け突き進もうと従業員を激励する。戦後の混乱期にもかかわらず誰も解雇せず、独自の経営哲学と行動力で事業を広げていく。やがて欧米の石油メジャーも国岡を警戒し、その強大な包囲網により同社の石油輸入ルートは全て封鎖されてしまうが……。

 第10回本屋大賞を受賞した百田尚樹のベストセラー小説を、『永遠の0』の監督&主演コンビ、山崎貴と岡田准一のタッグで実写映画化、明治から昭和にかけて数々の困難を乗り越え石油事業に尽力した男の生きざまを、戦後の復興、そして世界の市場を牛耳る石油会社との闘いを軸に描くという映画。
出光興産の創業者、出光佐三氏をモデルにしたフィクションだが、映画に取り上げられているエピソードのディテールは実際にあったことだが、切り取り方がちょっと偏向していてニュアンスがちょっと違う気が…。


 ってか、ほんまにこの映画の原作が、本屋大賞を受賞したのか?誰が選んだんだ?
酷い映画だった、永遠の0もたいがい酷かったが、あれに並ぶか、あれ以上か…、脚本も酷くて、演出が杜撰で、編集もぶつ切れていて見づらい。
そしてこんなくだらなくて内容が亡い映画なのに、2時間25分の尺、長いのに何にも響かない。
自分たち夫婦の都合やけど、元旦のせっかくの時間を、悲しく無駄にしてしまった。
妻が「ひらパー館長が出てるし応援しなあかんな」ってことで鑑賞したんやけど…2017年最初の映画として選択ミスだった。

土竜の唄 香港狂騒曲 ん?物語的にはな~んも覚えていないねんけど、ま、いいか~。


【52 うち試写会13】今年最初の社会保険審査会、難しい案件が多かったが、自分の知識不足判断力の稚拙さに落胆、そして先輩参与の皆さんの経験値と見識の高さに加えて言うべきことは言う(しかも的確に)姿勢に改めて感服。

 犯罪組織・数寄矢会に潜り込んだ潜入捜査官モグラの菊川玲二(生田斗真)は、日浦組組長・日浦匡也(堤真一)と兄弟の契りを交わし、思いがけず日浦組若頭に就任。そのころ、容姿・頭脳・人望もピカイチの警官・兜真矢(瑛太)が警視庁組織犯罪対策部課長に就任し、玲二の逮捕に動き始める。一方玲二は、最終ターゲットの数寄矢会会長・轟周宝(岩城滉一)からチャイニーズマフィア仙骨竜の撲滅と、轟と娘のボディーガードを任され……。

 2016年、最後に観た映画、高橋のぼるの人気コミックを、生田斗真主演、三池崇史監督、宮藤官九郎脚本のタッグで実写映画化した『土竜の唄 潜入捜査官 REIJI』の続編、今回は原作の「チャイニーズマフィア編」を基に、チャイニーズマフィアの撲滅、最終ターゲットの護衛を命じられた潜入捜査官に、次々と危機が降り掛かるさまが描かれるという映画。
やくざの抗争や内部事情はそっちのけにしてしまって、前作より、とにかく下ネタをパワーアップしちゃった感が強い!
前作は、イメージ画像的なエッチ描写を、今回は、視覚的にも妄想的にも、より下半身に直接訴える演出に!


 轟迦蓮役の本田翼が、生田斗真の股間を自分のあそこでグリグリする場面、その現場に乗り込んで来て若い女にライバル心燃やして車のフロントガラス越しにおパンツまる晒しで蹴りを入れまくる若木純奈役の仲里依紗。
さらに胡蜂演じる菜々緒が、組長殺害場面で、たまたまやって来た生田斗真に対して、戦意を喪失させるために見せしめる股間などなど、やり過ぎ~すぎて汗っ!
ってか、菜々緒、これからのキャリアがどうなるのか、、そして生田斗真は平常心で仕事出来たのか、ついつい心配してしまうのは、余計なお世話か!・・・(゚_゚i)タラー・・・


 ん?物語的にはな~んも覚えていないねんけど、ま、いいか~。
まだまだ、このシリーズは続きそうやけど、一切、頭を使わなくて見れるこんな映画も、いいわ~!(*^▽^*)

疾風スプリンター 自転車レースのルールや駆け引きなんかに知識が無いから、もう一歩踏み込めない


【51 うち試写会13】うちの組織は本日から始動で~す。

 チョン・ジウォン(チェ・シウォン)をエースとする、自転車ロードレースの強豪チーム「チーム・ラディアント」に、アシストメンバーとしてチウ・ミン(エディ・ポン)とティエン(ショーン・ドウ)が加入する。誰よりも速く走ることを目指して、血のにじむような努力を重ね絆を育み、力を合わせてチームをけん引していく三人。だが、ライバルの「チーム・ファントム」と激しい攻防を繰り広げる中、チームが資金難に陥ってしまう。

 自転車ロードレースの世界を舞台にしたドラマ、固い絆と友情を育みながらも激しく競い合う、プロロードレーサーたちの姿を追うという映画。
試写会にて鑑賞、原題は「破風」、英題は「TO THE FORE」、ほんで邦題は「疾風スプリンター」と、なぜかバラバラ。
台湾映画かと思って観ていたが香港の映画だった。


 お話しはいたってベタ、スポ根ものなんやけど、中途半端に笑いを狙い過ぎて、毒の散りばめ方も微妙で、完璧なB級風味。
自転車レースのルールや駆け引きなんかに知識が無いから、もう一歩踏み込めない上に、一生懸命そのあたりを説明しようとする実況中継が饒舌すぎて臨場感をスポイルしてしまい、のめり込めない。
迫力はあるんやけど…。


 ワン・ルオダン(王珞丹)は可愛かったな~、自転車レースやっているのにあの太ももの可憐さがちょっと笑えたけど、ま、別にそこはリアルで無くていい。

インフェルノ 前2作とは趣が違ったがこれはこれで好き!


【50 うち試写会12】少し前の話だけど、茅ヶ崎で波乗りをしているときに、空からものすごい爆音が聞こえてきて見上げてみると、オスプレイが低空飛行で西から東へ飛び去っていった。
沖縄で不時着…、いや、ありゃ墜落でしょ…。

 記憶喪失状態でフィレンツェの病院で目覚めたロバート・ラングドン教授(トム・ハンクス)は何者かに命を狙われるも、医師のシエナ・ブルックス(フェリシティ・ジョーンズ)の手引きで事なきを得る。やがて二人は、人口増加を危惧する生化学者バートランド・ゾブリスト(ベン・フォスター)が人類の半数を滅ぼすウイルス拡散をたくらんでいることを知る。彼らは邪悪な陰謀を阻止すべく、ゾブリストがダンテの叙事詩「神曲」の「地獄篇」に隠した謎の解明に挑むが……。

 人気作家ダン・ブラウンのベストセラー小説を映画化した『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズの第3弾、主演のトム・ハンクス、監督のロン・ハワードが続投、これまで数々の歴史や名画の謎を解明してきた宗教象徴学者ロバート・ラングドン教授が、詩人ダンテの「神曲」の「地獄篇」に絡んだ世界を揺るがす陰謀に挑むという映画。
冒頭、幻覚症状に襲われた教授が目にする終末世界の光景は、ダンテ「神曲」の一章“地獄篇”のビジュアル化であり、描かれている映像と、カット割りが、かなり怖い。
怖いの嫌いな自分、思わず目を覆い、そして映画見続けるの諦めようかと迷った!


 さながら宗教ホラースペクタクル。
いきなり事件のど真ん中から物語が始まる、前作までとは一味違ったタイムリミット・サスペンスの醍醐味で、疾走感や緊張感は半端ない。
命を狙われ記憶喪失となった教授が、自らの足跡を遡りながらウィルスの在り処を探すという変則的なストーリー展開が秀逸。


 フィレンツェのヴェッキオ宮殿、ヴェネツィアのドゥカーレ宮殿、イスタンブールのアヤソフィア大聖堂等が舞台ながら、前2作のような歴史文化系うんちくは抑え気味、自分的にはそこが楽しみだったのだけど。
独自解釈であるらしい後半の展開が、かなりドタバタになってしまって、せっかく緻密に作り込んできたのに~って残念な展開やったし、フェリシティ・ジョーンズ演じるシエナ・ブルックスのキャラ変化も「おいおい」ってちょっと鼻白んだけど、いやいや、4作目があるのかどうか知らないが、自分はシリーズが続くことを期待しています!

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場 倫理観の葛藤を的確に描いている!


【49 うち試写会12】 イギリス軍諜報機関のキャサリン・パウエル大佐(ヘレン・ミレン)は、ケニア・ナイロビ上空の偵察用ドローンからの情報を基に、戦地からほど遠いロンドンでアメリカとの合同軍事作戦を指揮している。大規模な自爆テロ計画の情報をキャッチした彼女は、アメリカの軍事基地にいるドローンパイロットのスティーブ(アーロン・ポール)に攻撃を命じるも、殺傷圏内に少女がいることが判明し……。

 ドローンを使い、戦場から遠く離れた場所で進められる現代の戦争の闇を描く軍事サスペンス、罪なき少女を犠牲にしてまでテロリストを殺害すべきかという究極の決断を通し、真の正義やモラルを問い掛けるという映画。
試写会にて鑑賞、以前より、無人偵察機や無人爆撃機の進化により、様変わりしている戦争という行為のことがどうも引っかかっていたのだが、まさにそのことを描いた映画であり、楽しみにしていた作品。


 2つの倫理観の葛藤がある。
一つは、目の前の小さな命と、将来失われるかも知れないたくさんの命のどちらを選ぶかということ。
もう一つは、アメリカの軍事基地やイギリスの、安全な場所で、モニターや遠隔操作によって、遠いケニアで殺傷行為を指揮し実際に引き金を引くということ。
1時間42分という短い尺にぎっしりと凝縮され、心理的対立と駆け引き、現地での状況の変化が畳みかけられ、観ている者にまで決断を迫る。


 家族に「パパ、いってらっしゃい」と見送られ家を出て、通勤電車に揺られコンビニでコーヒーを買って職場に到着、軍服に着替えて自席に着座し、新聞でも読みながら命令を待ち、命令があれば、モニターを見つつ、ドローンを操縦しターゲットを空爆し、テロリストを殺戮し(場合によっては民間人も巻き込んだり誤爆もあり)、ミッションを完了し、退社時間が着たら、背広に着替えて職場を出て、家に帰ったり、仲間と飲み屋に繰り出して仕事の愚痴を酒の肴にして飲んだくれる…。
この場合、戦場はどこなのだろう…。

ボクの妻と結婚してください。 そもそも織田裕二が苦手やねん…(__*)


【48 うち試写会11】自分の出身会社では、福利厚生の一環として、慰安会はしないけど「慰安会土産」として、お米、カタログ、映画鑑賞券、グループ会社のお食事券などが選択出来る。
昔は梅田コマ劇場の観劇券や吉本新喜劇の鑑賞券や宝塚ファミリーランドなんかもあったけど、経営状況の悪化に伴って、徐々に合理化して今に至っているんやけど。
で、自分の選択はTOHOシネマズの映画鑑賞券4枚で、東宝の映画を好きなのが観れる(詳しくはわからんが邦画でも東宝配給か制作の映画以外は対象外なのだ)。
その鑑賞券があと1枚有って、ここに来て選択肢が、この映画しかなかった…(ToT)

 バラエティー番組の放送作家・三村修治(織田裕二)は多忙な日々を送っていたある日、末期のすい臓がんで余命6か月と宣告されてしまう。ショックを受けながらも家族のため何ができるのか考えた彼は、自分の代わりに家族を支えてくれる人を見つけようする。そこで、以前一緒に仕事をしたことがあり、今は結婚相談所の社長である知多かおり(高島礼子)に、自分がこの世を去った後の妻の結婚相手を探してほしいと頼み……。

 テレビ業界の第一線をひた走る放送作家が余命宣告を受け、家族に残す「人生最期の企画」のため奮闘するさまを描いた樋口卓治の人気小説「ボクの妻と結婚してください。 (講談社文庫)」を映画化。


 そもそも織田裕二が苦手やねん。
そして「ぜったい泣かしたる」ってなごり押しがむちゃくちゃ強くて、物語が進むにつれ、どんどん引いていってしまうねんな…。
ただでさえ「有り得ない」ってな展開で、本来なら脚本と役者の演技でそこを、映画的なリアリティで、お話しに感情移入出来るはずやねんけど。
それを織田裕二と原田泰造がわやくちゃにし、一方、吉田羊がリアリティを醸し出そうとするが、高島礼子があてがわれた役どころで頑張りすぎてしまって、もうはちゃめちゃ~(ToT)
無料鑑賞券で観たんやけど「かねかえせー!」、モーニングショーか聲の形を観た方がよかったか…。
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