われらが背きし者 ツッコミどころ満載ながら、不思議と話に引き込まれていって、あっという間の107分


【47 うち試写会11】 イギリス人の大学教授ペリー(ユアン・マクレガー)とその妻ゲイル(ナオミ・ハリス)は、バカンスを楽しんでいたモロッコでロシアンマフィアのディマ(ステラン・スカルスガルド)と知り合う。やがて彼から、マフィア組織の資金洗浄をめぐる情報が入ったUSBメモリーをMI6に渡してほしいと頼まれる。ディマと彼の家族に危険が迫っているのを知って、ちゅうちょしながらも引き受けてしまう二人。だが、それを機にロシア、モロッコ、イギリス、フランスなどを股に掛けた戦いに身を投じることになり……。

 作家ジョン・ル・カレの小説を実写化したサスペンス、ひょんなことからロシアンマフィアと知り合ったばかりに、すさまじい諜報戦に巻き込まれる大学教授の姿を活写するという映画。
英題は「OUR KIND OF TRAITOR」、我々の種類の裏切り者(?)、これを意訳したら邦題の「われらが背きし者」になるのか。


 冒頭、いきなりの美しい雪景色の中での一家惨殺、意外にもなかなかスリリングでサスペンスフルだ。
夫婦の関係を修復しようと結婚10年目の旅先で(こちらではナオミ・ハリスのサービスカットが)、妻のいぬ間に、「ぜったいにあかんやろ~」ってな怪しいロシア人グループに誘われて一緒に飲んで、そしてパーティにのこのこ付いてく大学教授、ありえね~。
しかもイギリスに帰る際に、その怖そうなどう見ても怪しいロシア人のおっちゃんからUSBスティックメモリーを預かるなんて、ぜったいにせんやろ~!


 命の重さと情報の価値を天秤にかける冷淡なMI6、しかしダミアン・ルイス演じるそのMI6諜報員へクターが思いっきり事情をややこしくする。(007シリーズなどからのイメージとはかけ離れた超だめだめMI6やし)
そのことによって、ステラン・スカルスガルド演じるディマと家族の亡命に前のめりなユアン・マクレガー演じる大学教授ペリーに対して、「信じられない!」と怒りまくっていたナオミ・ハリス演じる妻ゲイルまでもがこの亡命計画に挑むことになっていく…。
というツッコミどころ満載ながら、不思議と話に引き込まれていって、あっという間の107分間、いろんなモヤモヤもラストでちゃんとすっきりさせてくれたから一安心、ってな映画だったな。
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