ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ 深い深い大人の映画


【39 うち試写会8】一昨日、昨日、やむなく当総連本部に宿泊、着替えがなくて、昨夜、懇親会から飲み屋に移動中、ワイシャツなどを急遽買い込んだし~危ない危ない。

 1920年代のニューヨーク。敏腕編集者パーキンズ(コリン・ファース)は、F・スコット・フィッツジェラルドやアーネスト・ヘミングウェイらの名著を世に送り出してきた。あるとき、彼は偶然手にした無名の作家トマス・ウルフ(ジュード・ロウ)の原稿を読んでいち早くその才能に気付く。パーキンズはウルフの陰になり日向になり支え続け……。


 A・スコット・バーグの原作を基に、実在の名編集者と若くして生涯を終えた天才作家の短期間だが濃密な友情を映すという映画。
「マックスウエル・E. パーキンズ(Maxwell Evarts Perkins 1884 - 1947)「ニューヨーク・タイムズ」編集者を経て、出版社「スクリブナーズ」の名編集長として、保守的で新人登用に消極的な同社で、ヘミングウェイ、トマス・ウルフ等新鋭作家の出版を企画。特にウルフの未完成の原稿「天使よ故郷を見よ」(1929年)を読み真価を認めて完成に手を貸したことで知られる。書簡集「編集者より著者へ」(’50年)は没後刊行された米国近代文学の貴重な資料。A.スコット・バーグ著「名編集者パーキンズ」上下(’87年)がある。」という人の実話に基づいたお話し。
前述の「特にウルフの未完成の原稿『天使よ故郷を見よ』(1929年)を読み真価を認めて完成に手を貸したことで知られる。」という部分が、この映画になったのだ。


 英題はGENIUS、ストレートに「天才」なんやけど、これじゃ映画の内容が想像できないが、邦題についても、ちょっと映画の内容が想像しにくく、どっちもどっちだ。
とにかく、親子のような深い絆で結ばれた、編集者と作家のぶつかり合いで生み出されたたものが傑作となることを、緻密に描かれた映画だ。
C・ファース扮する編集者パーキンズが、著者の作品を書き直したり削ったり…、しかし自分が間違っているかもしれないと話すくだりは特に圧倒的。
劇中で、執務中も食事中も家でくつろいでいるときも、絶対に帽子を脱がないのが不思議だったが、これは重要な演出だったのだと、見終わって納得。
深い深い大人の映画、娯楽感はまったくないが、見応えあり。
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

プロフィール

hisapsurfrider

Author:hisapsurfrider

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
かうんたー
検索フォーム
QRコード
QR