シン・ゴジラ そこまで突っ込んだら最後まで貫き通せよ!(*`Д´*)


【35 うち試写会8】今朝、台風16号(マラカス)のうねりがようやく届くかと気合い入れて早起きしたのに(昨夜は9時半に就寝!)。
なんと平塚はひざ~もも(うねり)、ちょうど満潮やったし…、どないなっとんねんっ、おやすみ~!?(-.-#)

 東京湾アクアトンネルが崩落する事故が発生。首相官邸での緊急会議で内閣官房副長官・矢口蘭堂(長谷川博己)が、海中に潜む謎の生物が事故を起こした可能性を指摘する。その後、海上に巨大不明生物が出現。さらには鎌倉に上陸し、街を破壊しながら突進していく。政府の緊急対策本部は自衛隊に対し防衛出動命令を下し、“ゴジラ”と名付けられた巨大不明生物に立ち向かうが……。


 日本発のゴジラとしては初めてフルCGで作られた特撮、現代日本に出現したゴジラが、戦車などからの攻撃をものともせずに暴れる姿を活写するという映画。
東宝製作のゴジラシリーズの第29作であり、「ゴジラ FINAL WARS」以来約12年ぶりの日本製作のゴジラ映画だ。
2016年7月29日公開ながら、ようやく昨日に鑑賞、そもそもゴジラが初めて現れたってな設定と、煽りすぎる予告編で、なんとなく胡散臭く思っていて、観る気なかったのやけど…。
しかし、周りで、喧々諤々、いろいろ興味深い評価が耳に入ってくるせいで、しゃーない、ちょっと観てみるかってなってしまった。


 太平洋戦争と広島・長崎に落とされた2発の原子力爆弾、さらに第二福竜丸のビキニ諸島での日本人にとって第3の被爆、そして日米安保への、強いメッセージを持って描かれた初代ゴジラ。
今作では、戦後とは決別しながら、震災・津波・東京電力福島第一原子力発電所事故の3.11、そして戦後70年を経て変遷する憲法と日米安保の状況を根底たるテーマとしているのだろうか…。
一方、この映画の肝は、初代ゴジラをリスペクトしつつ、新しいゴジラを創り出すこと、そんな前のめりな思い。
「おまえらちゃうねん!」、ハリウッドへの対抗心、反骨心が溢れ、東宝の東宝たるプライドが前面に出ていて、そして日本人スタッフの「見るもの見せてやる」感がふつふつと熱い、こんなん大好き!


 「根拠なき楽観は禁物です」「避難とは住民の生活を根こそぎ捨てさせる事だ」…。
核(原子力発電所・核兵器・核廃棄物)、政府(日本のリーダー・閣僚・政治・統治機構)、政治家(政治屋ではない、国のために私心を投げ打って邁進する政治家はいるのかどうか、いるよ!)、公務員(彼らはその英知を使って誰のために仕事をしているのか、国民のために仕事してる人いっぱいいるよ!)、日米安保(日本はアメリカの属国なのかという議論も含む)、外交政策(えっ!フランスなの!?)、自衛隊(憲法9条、治安維持・災害対策との関係)、地方自治(東京の一極集中と、様々な比較論からの政治判断)など。
東宝のゴジラらしく、さまざまなメッセージ、アンチテーゼが散らべられている、鋭いっ。
が、厳しい問題提起をしていながらも、知恵と不眠不休で「この国はまだまだやれる」と、なんとなく、あとでどっかで言い訳を用意して自己でフォローをしてしまっていることが、昔のゴジラシリーズと違ってちょっと肩透かし、残念すぎる、日和見過ぎるぞ、東宝、もっと徹底的に気張れよ!(*`Д´*)


 内閣官房副長官役の長谷川博己、内閣総理大臣補佐官役の竹野内豊、アメリカの大統領特使役の石原さとみほか300名を超えるキャストが豪華集結(市川実日子演じる環境省自然環境局野生生物課長補佐尾頭ヒロミと、高橋一生演じる文部科学省研究振興局基礎研究振興課長安田龍彥が印象的、ゴジラのモーションキャプチャは野村萬斎、エンドロールで彼の名前を見たときに「え?」ってなった)。
イーオンでのレッスン成果を発揮する石原さとみや、限りなく小池百合子に近い余貴美子の防衛大臣など、狙いすぎたキャラがちょっと鼻に付くが…。
ゴジラが映画の主人公では無く、「人だ」ってな軸が、ハリウッドと一線を画していて、映画の出来とは別として、それがこの映画の興行的成功となっているのだろう
自分の感想としては、悪くはないけど、ゴジラシリーズの根幹と東宝の姿勢として、詰めが緩い。

 ところで、京急電鉄さん、臨港バスさん、ご苦労様でした、酷い目に遭ったね~、そしてゴジラが二度目に上陸した由比ヶ浜・材木座海岸(1度目は鎌田、ちなみに初代ゴジラは北品川)、その後の地形はどうなったのだろう…?(サーファーとしては気になるのだ)
続編、ありそうやね、残念ながら。
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