君の名は。 話題作、勇気を出して観に行ったけど!


【34 うち試写会8】夜明けがどんどん遅くなってきて、日暮れも早くなってきて、出勤前・直帰の時の波乗りが難しい季節になってきて、秋が深まったと感じる今日この頃。

 1,000年に1度のすい星来訪が、1か月後に迫る日本。山々に囲まれた田舎町に住む女子高生の三葉は、町長である父の選挙運動や、家系の神社の風習などに鬱屈(うっくつ)していた。それゆえに都会への憧れを強く持っていたが、ある日彼女は自分が都会に暮らしている少年になった夢を見る。夢では東京での生活を楽しみながらも、その不思議な感覚に困惑する三葉。一方、東京在住の男子高校生・瀧も自分が田舎町に生活する少女になった夢を見る。やがて、その奇妙な夢を通じて彼らは引き合うようになっていくが……。

 見知らぬ者同士であった田舎町で生活している少女と東京に住む少年が、奇妙な夢を通じて導かれていく姿を追うとにいうアニメ映画。
アニメでしょ~、恋愛ものでしょ~、観ないわ~って当然に思っていたのに、ものすごく話題になっているし、爆発的な観客動員になっているし、しかも鑑賞した大人の感想に興味深いものがあって、若い人に囲まれてちょっと気恥ずかしく鑑賞。


 「転校生」と「時をかける少女」的な映画だな~、とはじめは緩~く観ていた、東京の新宿あたりに暮らす男子高校生の立花瀧と飛騨の山奥にある糸守町の女子高生宮水三葉が織りなす日常が描かれている。青春のきらめきと疾走感が心地よい。
映像美・音楽・脚本、どれもハイレベルでかなりの完成度、とくにRADWIMPSの音楽が物語と一体化をなして相乗効果を持って表現をふくらましていく。


 2人の入れ替わりが突然途絶えてしまうところから物語は思いも寄らない方向に進んでいく。
伏線をキチンと拾いラストに向かって運んでいくが、先が読めない展開に徐々に引き込まれていく。
ツッコミどころが満載だが、そこは映画なのだから、素直に見て見ぬ振りをしていけばいい。
実写に近づくことばかりにこだわったアニメ映画が多い中、スタジオジブリと同様に、映像美とストーリーにフィットしたリアル度・質感の描写がいいし、キャラクターのデフォルメ度もほどよく、そして声優がほぼほぼ上手い。


 1・17、3・11…、いつまでも続くと思っていた日常が、ある日突然終わる、この映画はある意味、ディザスタームーヴィー。
なんとか出来なかったのか、どうにかならなかったのか、大自然の驚異に対して、人なんて無力であり、今さら何を考えたって後悔しかない、でも…。
この映画がなんの慰めにもならないけれど、こんな物語があってもいいじゃないか…。
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