ロスト・バケーション これでいつ鮫に襲われても勝てる!


【29 うち試写会5】今朝の通勤電車、気持ちよく寝ていたら、品川通り越して新橋まで行っちゃった…(ToT)

 休暇で秘境のビーチに来た医者のナンシー(ブレイク・ライヴリー)は、サーフィンを楽しんでいた最中に脚を負傷する。何とか近くの岩場にたどり着いたものの、ナンシーの存在に気が付いたサメが周囲を旋回していた。海岸までおよそ200メートルだが、その岩場が満潮で海面下に沈むまであと100分。危機的な状況に追い込まれたナンシーは……。

 サーフィン中に負傷し満潮時には海に沈む岩場に取り残されたヒロインが、危険な人食いサメに狙われるパニックサスペンス映画。
英題は「THE SHALLOWS」(浅瀬)、こっちの題名の方が映画にぴたっとはまる、邦題の「失われた休暇」だと、この映画の内容とはかけ離れてしまう。


 一匹のサメとひとりのビキニ美女の対決という、どうしたって思いっきりB級になってしまうストーリーを、シンプルかつ無駄のない展開と映像でグイグイ引き込んでしまう。
極めて小さい空間で繰り広げられる、濃密な緊張が漂う90分、あの超緊迫映画「127時間」に近い。
テンポのいい演出に中だるみは一切無く、観ている方の緊張感も半端ない。


 メキシコの、いい波が立つが、シークレットな入り江のビーチが舞台、今はなき母の思い出のビーチで、主人公は母の残した写真を頼りに、ようやく見つけ出したという設定。
ジャングルを抜けた所にある半円形の入り江で、右のアウトにある浅瀬(岩)からレフト・ライトの波が割れるというロケーションになっている。
レフトは短めでワイド気味、ライトは早めで時折チューブになる波で、ライトはインサイドでクローズアウトするというサーフィン映像が使われているが、このビーチを俯瞰する映像からは、そのような波になる地形にはなっておらず、ここはサーファー目線として矛盾点。
またローカルとの会話で「潮が引いたときに顔を出す岩がある」との説明の際に示した位置(ピークよりグーフィー方向のインサイド)と、彼女が鮫から逃れるために使ったその岩(ピークよりレギュラー方向にアウト)との位置関係がまったく違う、ブイとの位置関係も矛盾。
満潮と干潮の周期がなぜか24時間以上、メキシコという設定なのにずいぶん潮位差が小さい、なんせ丸一日、干潮の時にだけ顔を出すその岩が沈まないのだから。


 そんなマニアックな矛盾はさておき、物語をほぼひとりで牽引したブレイク・ライヴリーの身体を張った熱演に脱帽、彼女はサーフィンの場面以外ではほとんどスタントなしだったそうで、メイクでつけた傷やあざなのか、ほんまに怪我しているのか、わけわからんなった。
この映画のおかげで、このようなシチュエーションで鮫に襲われた場合のサバイバル方法はわかった、これで鮫に勝てるぞ!(な、わけないやろっ!)
ところで、UBERなんか、鮫より危ないで!
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