スポットライト 世紀のスクープ 信じがたいお話しだが事実に基づいている映画なのだ


【14 うち試写会4】 2002年、ウォルター(マイケル・キートン)やマイク(マーク・ラファロ)たちのチームは、「The Boston Globe」で連載コーナーを担当していた。ある日、彼らはこれまでうやむやにされてきた、神父による児童への性的虐待の真相について調査を開始する。カトリック教徒が多いボストンでは彼らの行為はタブーだったが……。

 アメリカの新聞「The Boston Globe」の記者たちが、カトリック教会の醜聞を暴いた実話を基に描くスリリングな社会派ドラマ、カトリック系住民が多いボストンで、神父による児童への性的虐待事件を暴露した新聞記者らの困惑と共に、次々と明らかになる衝撃の真実を描き出すという映画。


 タブー視されていた汚点を暴いた「ボストン・グローブ」紙の記者チームの粘り強い取材過程を丹念に追う。
飾り付け必要無しとして、ドラマは大きな起伏なく淡々とした正攻法の演出が素晴らしい。
なのだから、ゴテゴテと判断した製作陣の英断に拍手! 演技派がずらりと顔を揃えたキャスティングも渋く、通好み。夢のアンサンブルが実現している傑作なのだ。見れば、この映画がレオ祭のなかでアカデミー賞作品賞を受賞した理由がわかるはず。


 教会や法曹界をも巻き込んだ隠蔽の実態をジャーナリスト生命をかけて暴いた事実そのものが、複雑に絡み合う事件の根の深さに慄然とする、ドラマティックすぎるストーリー。
その脚本を、マーク・ラファロやマイケル・キートンら確かな演技力を持つ実力派俳優たちが顔を揃え、そして揺るがない通な渋い演技で、完璧に仕上げる。
素晴らしい作品だ。
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