オデッセイ 絶望的な状況にも関わらず、むちゃくちゃポジティブで、ユーモアだらけ!


【8 うち試写会3】 火星での有人探査中に嵐に巻き込まれた宇宙飛行士のマーク・ワトニー(マット・デイモン)。乗組員はワトニーが死亡したと思い、火星を去るが、彼は生きていた。空気も水も通信手段もなく、わずかな食料しかない危機的状況で、ワトニーは生き延びようとする。一方、NASAは世界中から科学者を結集し救出を企て、仲間たちもまた大胆な救出ミッションを敢行しようとしていた。

 リドリー・スコットがメガホンを取り、マット・デイモンが火星に取り残された宇宙飛行士を演じるSFアドベンチャー、火星で死亡したと思われた宇宙飛行士が実は生きていることが発覚、主人公の必死のサバイバルと彼を助けようとするNASAや乗組員たちの奮闘が描かれるという映画。
原題は「THE MARTIAN」と直球勝負の「火星人」、これじゃ日本で売れね~なと判断したのか、邦題はオデッセイ、Odysseyってどんな意味だっけと調べてみたら、長期の放浪,長い冒険(の旅)という意味らしい。


 ゼロ・グラビティのような息詰まるドラマかと身構えたが、いい意味で思いっきり裏切られる。
「火星よ、わが植物学の力を恐れるがいい!」、冷静沈着に現状を分析判断し、限られた資材から生き残る術と地球へ戻る方法を模索していくんだが…。
絶望的な状況にも関わらず、むちゃくちゃポジティブで、ユーモアだらけで、マット・デイモン演ずるマーク・ワトニーの逞しいキャラが最高、楽天さが痛快すぎて笑ってしまう!
深刻なサバイバル映画のはずなのに、ゴールデングローブ賞でコメディ/ミュージカル部門に分類されてノミネートされたってことじたいが思いっきりコメディ。


 彼の救出作戦に乗り出す仲間たちが織りなすドラマも、まっすぐで明朗で屈託無くて魅力的。
NASAやJPLなどの地上スタッフや、アレス3のクルー、みんなキャラが立っていて魅力的、特に自分は、マイケル・ペーニャ演じるアレス3ミッションの操縦士リック・マルティネス少佐が好きだな~。
使われていた楽曲の多くが、マーク・ワトニーが劇中でけちょけちょんにけなしていた、ジェシカ・チャステイン演じるアレス3ミッション〉の指揮官メリッサ・ルイス准将の個人的趣味である70年代のディスコミュージック、D・ボウイの名曲「スターマン」はツボにはまりすぎ!

 火星の場面のロケ地は、「月の谷」の名で知られている景勝地ヨルダンのワディ・ラムだそうだが、火星ってこんなんなのか~ってものすごくリアルだった。
しかし、この映画では科学的に大きな間違いが2箇所あるらしく、一つは「風」、現実の火星では風速が時速190キロメートルにもなるが、火星の大気圧は非常に低いので、船に深刻なダメージを与えるほどの風を発生させることはできないとのこと。
もう一つは「重力」、火星の重力は地球の約40%の大きさであるが、リドリー・スコットは地球と火星の重力の差を再現しなかったってなところ。
そんな細かいことは気にしないで(細かくない?)、緊張感とわくわく感とクスクスが途切れることなく、144分間の尺はあっという間、おもしろい映画だったな~。
ケイト・マーラが演じるアレス3ミッション〉のシステムオペレーター、ベス・ヨハンセンが可愛かったな~。
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