ヒトラー暗殺、13分の誤算 この映画で描いているあのときと同じように、今、軍靴の響きが…


【54 うち試写会12】 1939年11月8日、ドイツ・ミュンヘンでナチス指導者のヒトラーの演説が行われた。演説を予定よりも早く終わらせ退場したヒトラーだったが、その直後、会場が爆破される。逮捕されたのは、ゲオルグ・エルザー(クリスティアン・フリーデル)という男だった。ゲシュタポは犯行の黒幕を吐かせようとエルザーを拷問にかけるが、彼は爆破装置の製作や設置を一人で行ったと告白する。

 ある男が単独でナチスドイツの独裁的指導者アドルフ・ヒトラーの暗殺を企てた史実を基に、男が犯行に至る過程や処刑が延びた理由など数々の謎に迫る戦争ドラマ、男の犯行までの生活ととらわれの日々を交錯させ、過激な犯行に及んだ男の心理や、第2次世界大戦直後から終戦直前まで男を生かしたナチスの狙いをひもといていく映画。


 原題は「13MINUTES」だが、製作国はドイツ、平凡な家具職人によるヒトラー暗殺未遂という衝撃的な実話を基にした映画だそうだ。
ヒトラー暗殺計画は、トム・クルーズ主演で映画化もされた1944年のシュタウフェンベルク大佐の「ワルキューレ作戦」が有名だが、実は少なくとも42回は暗殺作戦が企てられていたという。

「臆病者で結構だ。暴力は解決にならない」。
そう喝破していた、ある意味、ノンポリな青年がやがて爆弾を作り、独裁者の転覆に人知れず王手をかけ、そして失敗する。
犯人のゲオルクが実行に至るまでの過程や処刑が延びた理由など数々の謎を、取り調べという現在と、そして彼の過去のいくつかのポイントとなる時代を、行ったり来たりさせながら、立体的に描いている。


 ナチスが政権を奪って以降、時代や社会はいかに危険な方へじりじり向かっていくかをリアルに描いていて、うがちすぎなのかも知れないが、原題の安倍晋三首相や安倍政権が、日本で行おうとしていること、進めていること、そしてその先、が、まんま同じように見えて仕方が無かった。
軍靴の響きがだんだんはっきりと聞こえてくる、ゲオルグ・エルザーが見てきた当時の世相がだ。
日本も再びあの道を進むのか…、いや、それは絶対に駄目だ、止めなけりゃ。
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