マイ・インターン ジェネレーション・ギャップをユーモアと優しさでおしゃれに料理


【53 うち試写会12】 ジュールズ(アン・ハサウェイ)は、ファッションサイトを経営・管理する会社のCEOとして充実した日々を過ごしていた。仕事と家庭を両立するパーフェクトな女性像そのものの彼女はまさに勝ち組だったが、ある日、試練が訪れる。同じころ、シニアインターンとして、40歳も年上のベン(ロバート・デ・ニーロ)がジュールズの会社に来ることになり……。

 ロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイというオスカー俳優が共演を果たしたヒューマンドラマ。年齢・性別・地位も違う男女が出会い、徐々に友情を育んでいく過程を描くという映画。
スマートなダンディキャラ、70歳のベンを演じるロバート・デ・ニーロがとにもかくにも斬新。


 会社経営の岐路に立たされた若きビジネスウーマンが、酸いも甘いも噛み分けた70歳の新人インターンとの友情を通じ、肩の力を抜いた人生の舵取り方法を学んでいくという映画だから、ストーリーはほんと予定調和なんで、安心感は十分ながら、昔気質の紳士で偉ぶらず気配り上手でまさに老人の鑑なベンの行動や言葉に説得力があり、示唆に富んでいて、薄っぺらい映画にはなっていない。
ロバート・デニーロの演技力によって、そこは説得力ありあり。


 アン・ハサウェイはファッションサイトを経営するベンチャー社長ジュールズ役ってことで、「プラダを着た悪魔」シリーズみたいなあつかいになってる。
たしかに女性にとっては、ファッションは必見なのだろうけど、男性にとってはやはりアン・ハサウェイの美しさに釘付けやなあ。
そしてデ・ニーロの男前じいさんぶりも男子は注目、しかしデ・ニーロ以外の男子の駄目っぷりって…。
主人公が女性蔑視とかジェンダー差別的な発言が何度も出てくるが、この映画自体は男子に対する蔑視や差別がたいへん厳しい(汗)
ブルックリンの美しい町並の切り取り方がこの映画をよりカラフルなものにし、またブルックリン気質をパロってたり持ち上げていたりと、随所にブルックリン愛をも感じる。

 年寄りの知恵と若者の情熱をうまくミックスすればもっと社会はよくなるのに~ってなメッセージなのかな、この映画は。
ジェネレーション・ギャップをユーモアと優しさでおしゃれに料理した、楽しい作品だった。
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