キングスマン 古き良き英国流スパイアクションの魅力満載


【48 うち試写会11】シルバーウィークが終了、時間給や日給で働く人で休まなくてはならない人にとっては、また25日給与支給で賃金計算締め切り日が15日とか20日のところの事務の人とかにとっては、手放しで喜べてないでしょうけどね。

 ロンドンにある高級スーツ店「キングスマン」は、実はいかなる国の干渉も受けない屈指のエリートスパイ集団だった。ブリティッシュスーツを小粋に着こなす紳士ハリー(コリン・ファース)もその一人で、日々極秘任務の遂行に務めていた。そんなある日、仲間が何者かに暗殺され、彼は街で不良少年エグジー(タロン・エガートン)をスカウトする。

 『英国王のスピーチ』などのオスカー俳優コリン・ファースを主演に迎え、『キック・アス』などのマシュー・ヴォーン監督がメガホンを取って放つ痛快スパイアクション、世界を股に掛けて秘密裏に活躍するスパイ機関所属の主人公が、最強の敵相手に奮闘する姿が描かれるという映画。


 原題は「KINGSMAN:THE SECRET」、原作はマーク・ミラーとデイヴ・ギボンズによるコミック「キングスマン:ザ・シークレット・サービス」、どこの国の政策に囚われない貴族のスパイ組織が世界平和のために活動してきたという設定が、自由度高くて想像をかき立てられて、秀逸。
そして、古き良き英国流スパイアクションの魅力が満載で、どこまでも007シリーズへの愛が感じれられる(最近のではなくて)。
コリン・ファース演ずるハリー・ハート(コードネームは「ガラハッド」)、スコッチ、スーツ、ライターなどへのこだわりや、完璧なマナーやダンディズムなどがとっても007的(最近のではなくて)。
野望は壮大なのだけど、しかしなんかショボくて、ツメも脇も甘い敵キャラってのもほんと007的(最近のではなくて)。


 ガラハッドをはじめ、ヴァレンタインの部下でソフィア・ブテラ演ずる義足の殺人マシーン「ガゼル」などが繰り広げるアクションシーンもキレッキレ。
ゾンビ映画かと思わせるほどの教会大虐殺や、花火大会さながらに頭部が吹っ飛ぶシーンなど、容赦ないヴァイオレンス描写も炸裂。

 死亡したキングスマンを補充すべく、他のキングスマンが推薦した若者を訓練しつつ選考していくが、その選考の過程も興味深くリアル。
その中にその亡き父の後を継いでキングスマンのスパイとなる道を選んだ青年がタロン・エガートン演ずるゲイリー・“エグジー”・アンウィン。
彼は父の死後、母と共に労働者階級に落ちぶれて、格差社会で希望を失いがちだったのだが、そんな現代の若者へ向けた「生まれた家庭環境や社会階級は選べずとも、人生は己の選択次第で切り拓ける」というメッセージも明確。
そしてなんと言っても音楽の選曲と使われ方が絶妙、ほんとに、クールでヤバい、キレ味抜群のこの映画、続編の製作も決定しているそうだ~、楽しみ!
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