at Home アットホーム 犯罪によって生計を立る疑似家族のお話!?


【44 うち試写会10】 空き巣の父・和彦(竹野内豊)と結婚詐欺師の母・皐月(松雪泰子)は、 犯罪で生計を立てながら3人の子どもたちと暮らしていた。そんなある日、 母の詐欺が相手に見破られたことで誘拐され、身代金を要求されてしまう。血のつながりはなくとも、それぞれに苦しい過去を持つ寄せ集めの家族は、ささやかな幸せを守るため立ち上がる。

 「眠りの海」で小説推理新人賞を受賞し、単行本デビュー作「MISSING」で一躍脚光を浴びた本多孝好の人気小説「at Home」を映画化。一見何の変哲もない幸福に満ちた家族ながら、裏では犯罪に手を染める一家の母が結婚詐欺相手に誘拐され身代金を要求されたことで、母を取り戻すため奮闘する家族の姿を描くという映画。
しかし自分はまったくの予備知識なしで鑑賞してしまい、お父さんが家族の前で空き巣の成果を報告する場面に度肝を抜かれてしまう。


 擬似家族を描いた作品であるが、それらと一線を画す感じがある。
父は空き巣専門の泥棒、母は結婚詐欺師、長男は偽造屋、長女と次男もたいへん物わかり良く両親と長男の仕事を理解していて、家族会議はさながら犯罪作戦会議…、暗い過去を背負った5人によるこの疑似家族は、犯罪によって生計を立て、そしてそれなりに楽しく暮らしているというのがユニークだ。
しかし5人の過去からこの疑似家族となるまでの課程が端折りすぎていて説得力がなく、母が誘拐され取り戻すまでのシーンがツッコミどころ多すぎて、ちょっと興ざめ。
その点は観る方がフル回転で想像力を駆使しなくてはならない。


 ウーマンラッシュアワーの村本大輔をなぜ使ったのだろう…あまりに演技が拙くて観てられない。
その点は、せっかくの素材を活かしきれなかった脚本や演出に通じているのかも知れないが。
悪い映画ではなかったのだけど、もっといい映画に出来ただろうと思うと、ちょっと評価が辛めになる。
モノクロにしたり静かな音楽を使ったりしてインパクトを弱めようとはしているみたいだけど、目を背けたくなるような、意外に酷い暴力シーンが多いので鑑賞される場合は注意を。
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