バケモノの子 細田守監督なので期待したのだけどね~


【36 うち試写会9】観たい映画の上映時間が美味くかみ合わない地獄にここ2~3週間はまっとる…。

 人間界「渋谷」とバケモノ界「渋天街」は、交わることのない二つの世界。ある日、渋谷にいた少年が渋天街のバケモノ・熊徹に出会う。少年は強くなるために渋天街で熊徹の弟子となり、熊徹は少年を九太と命名。ある日、成長して渋谷へ戻った九太は、高校生の楓から新しい世界や価値観を吸収し、生きるべき世界を模索するように。そんな中、両世界を巻き込む事件が起こり……。

 「サマーウォーズ」などの細田守が監督を務め、人間界とバケモノ界が存在するパラレルワールドを舞台に孤独な少年とバケモノの交流を描くアニメーション、人間界「渋谷」で一人ぼっちの少年と、バケモノ界「渋天街」で孤独なバケモノ、本来出会うはずのない彼らが繰り広げる修行と冒険を映すという映画。
7/2に試写会にて鑑賞したが、子供連れさすがに多し、映画の内容もシンプルでわかりやすく、子供にはうけるだろう…(かな?)


 これまでの細田守作品、「おおかみこどもの雨と雪」では自然と人間、「サマーウォーズ」では現実とバーチャル、「時をかける少女」では過去と現在という二極的な世界をアニメならではの世界観と映像の作り込みで表現していたことが気に入っていたので、今作でも人間界とバケモノ会とをどう描くのかと楽しみにしていたのだけど…。
しかし今作品では逆に双方の対局となる世界観の説得力が中途半端すぎて納得いかず…。
渋天街のバケモノがバケモノではなくただ動物的な容姿なだけでさほど特別な能力もなく(より動物に近い姿・能力になるくらいで)、パラレルワールドの境界線もあまりにも曖昧すぎるバケモノ界「渋天街」の設定や位置づけが微妙過ぎて、「本来出会うはずのない」という重要な軸の筋が通ってない。
そして「人間は心の中に闇を持っておる、闇に取り込まれる人間という生き物は愚かだ」というポイントはほんとに重要な要素なのだけど、それをしっかりと伝えようとしないことで、けっきょくそこで後半が上滑りをしてしまう。
脚本が悪いのか構成が悪いのか、詰め込みすぎてしまったからか、それはさておき、映像に凝るのもいいけど、あちゃらにいったらあかんわ。


 「おおかみこどもの雨と雪」の時、「それで、あのおおかみ父さんはどこの世界の人?」っていう疑問は解消されなかったが、もしかしたら彼はこのバケモノ界「渋天街」の人だったのかな?ってなことでも考えないと、やってられね~って感じかな。
闘うシーンとかはあるけど、基本的に人もバケモノも誰も死なないようになっているので、子供には安心してみせられる映画だし、子供は喜ぶ映画だ(と思う)。
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