トゥモローランド そういえば「未来」という言葉が、いつから「希望」という意味でなくなったのだろう


【34 うち試写会8】昨夜遅すぎて弾けすぎて、今朝午前中は孫に「こらーっ」って言われながらペチペチ叩かれながらもソファーでうたた寝、ごめんよ~、その分、午後からはぶっとばしで孫と遊び回ったった~♪( ̄。 ̄;)キッツーッ

 17歳のケイシー(ブリット・ロバートソン)が見覚えのないピンバッジに触ると、自分が思い描いた別世界へと入り込んだ。バッテリー切れで現実の世界に戻ってきた彼女の前に、不思議な少女アテナ(ラフィー・キャシディ)が現れる。そしてケイシーにトゥモローランドに戻りたいのなら、フランク(ジョージ・クルーニー)という男性を訪ねるよう助言する。

 ブラッド・バード監督と、名優ジョージ・クルーニーのタッグで放つ話題作、ウォルト・ディズニーが想像した未来を軸に、“トゥモローランド”のことを知っている主人公と17歳の少女が未知の世界への扉を開く姿を描く。
ウォルト・ディズニーが、20世紀半ばのみんなが夢観ていた想像力を人々に取り戻させるために仕掛けた壮大な実験的映画だ。


 あらゆるテクノロジーが発達し、争いも貧富の差もなく、誰もが幸せに暮らす異次元都市トゥモローランド。
人は自由自在に空を飛び、車や列車も当然の如く飛ぶ、ビルは限りなく尖って高層で、半重力エレベーター、惑星間だけでなく恒星間の宇宙旅行も自由自在、ロケットは使い捨てではなくシャトルだ、言葉の壁なんてのもない、おそらく腕時計で通話が出来、難病も克服し、アトムやウランちゃんが愛くるしく闊歩しているのだろう。
20世紀の後半の頃は、21世紀になったらそんな世界になっているのだと、科学者や映画人や漫画家が示した未来社会、子供たちが画用紙や落書き帳に一生懸命書き描いた未来社会、まさにその頃想像したそのもののトゥモローランド。
1970年に大阪で開催された日本万国博覧会で繰り広げられた展示物も、総じてそんなテーマだった。
しかし21世紀も15年ほど経過して、テクノロジーはさておき「誰もが幸せに暮らす」という、どうもそんな社会になりそうにならないってなことが実感となっている。


 閉塞感漂う現代社会、その反動から人々は絶望・破滅に突き進んでいくのか…。
いや、「破滅に憧れる無意識の集合が世界の終末を早めるのだ、だめだ、もう一度夢を見よ、けっして諦めるな」というメッセージ。
トゥモローランドは、ウォルト・ディズニーをはじめとし、ジュール・ベルヌやエジソンなど歴史上の偉人たちが秘密裏に作ったパラレルワールドへ置き換えたところがポイント、まさに天才が未来に託した遺産なのだ。

 今こそ、開拓者たるパイオニア精神が重要なんだという強いメッセージを感じた映画だったのだけど…。
子供たちに伝え切れたのかという点で自分はちょっと不満という評価、大人の鑑賞に堪え得るようにとちょっとお話しを少し重くしすぎたような中盤が、お話しをややこしくしてしまったようだ。
ところで謎のピン・バッジ、科学の粋を終結したトゥモローランドでさえ、バッテリー問題は解決できていないことに苦笑。
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