誘拐の掟 上出来のハードボイルド・ミステリー


【29 うち試写会6】今日から明後日まで、山形県へ出張、ケータイ国盗合戦のために早く来て、赤湯から山形鉄道フラワー長井線、今泉からJR米坂線、米沢から天童へ、とかなり無駄な動きをしています。

 ニューヨーク中が連続誘拐殺人事件におびえていた1999年、元刑事のマット(リーアム・ニーソン)のところにある依頼が舞い込む。それは妻を誘拐された夫からの、犯人を見つけ出してほしいというものだった。マットはこれまでの刑事人生で身に付けた全てのスキルを総動員して誘拐犯の捜索に挑むが、相手もなかなか尻尾を出さず……。

 ローレンス・ブロックの傑作ミステリーを映画化したサスペンス、引退した敏腕刑事が、猟奇殺人犯と激しい頭脳戦を繰り広げる姿を活写するという映画。
解説では「引退した敏腕刑事」となってるが、それは間違い、ほんとはアルコールで身を持ち崩した元刑事のもぐり私立探偵。
原題は「A WALK AMONG THE TOMBSTONES」、直訳すれば「墓石の間の歩行」、う~ん、よくわからん、しかし邦題の方が映画の内容とはかけ離れている。


 台詞で語るのではなく、映像で物語るという雰囲気がミステリー感を高め、ハードボイルドに徹した世界観がかっこいい、そうなるとリーアム・ニーソンははまり役。
妻を誘拐された麻薬ディーラーを演じるダン・スティーヴンスが、リーアム・ニーソンとは好対照の清潔感漂う正当な男前、そのキャスティングが妙。
そして誘拐犯コンビが非常にサイコちっく、しかも早い段階で正体を現わすところが、スリルを加速させた。


 老体にむち打つ感が強い最近のリーアム・ニーソンではなくて、老獪さと凄味・貫禄で事件を解決していくという展開だったので、安心して見れたってのも大きかったかも。
あんまり話題になっていなかった映画だけど、観といてよかった、おもしろかった。
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