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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 挑戦的な作品なのだろうけど…


【24 うち試写会5】 かつてヒーロー映画『バードマン』で一世を風靡(ふうび)した俳優リーガン・トムソン(マイケル・キートン)は、落ちぶれた今、自分が脚色を手掛けた舞台「愛について語るときに我々の語ること」に再起を懸けていた。しかし、降板した俳優の代役としてやって来たマイク・シャイナー(エドワード・ノートン)の才能がリーガンを追い込む。さらに娘サム(エマ・ストーン)との不仲に苦しみ、リーガンは舞台の役柄に自分自身を投影し始め……。

『バベル』などのアレハンドロ・G・イニャリトゥが監督を務め、落ち目の俳優が現実と幻想のはざまで追い込まれるさまを描いたブラックコメディー、人気の落ちた俳優が、ブロードウェイの舞台で復活しようとする中で、不運と精神的なダメージを重ねていく姿を映すという映画。


 もっとも印象的なのは、まるでワンカットで撮影されたかのようなカメラワーク、もちろん上手く編集はされているのだろうけど、それにしても挑戦的なロングテイク。
そして時間も空間も現実も妄想もそのロングテイクの中で織りなされていき、さらに縦横無尽に駆け回っていくカメラ、結果、虚構が現実に侵入するという独特の世界観が描かれていく。
ハリウッド映画界、ブロードウェイなどの演劇界、ツイッターやフェイスブックなどのSNS文化など、あちらこちらに毒を吐きつつブラックな笑いが…それらをメキシコのジャズドラマー、アントニオ・サンチェズのドラミングが煽りまくる(セッションに引き続きまたドラムだ!)。
この前衛的な映像と、シニカルでマニアックな脚本が、一般人にどれほどすんなりと受け入れられるのだろう…自分的にはちょっとしどかった。
 

 変な邦題やな~と思ったが、原題は「BIRDMAN OR (THE UNEXPECTED VIRTUE OF IGNORANCE)」だから直訳やねんね。
マイケル・キートン、エドワード・ノートン、ナオミ・ワッツ、ナオミ・ワッツにエマ・ストーン…俳優陣はそうそうたるもの、そしてアカデミー賞では9部門にノミネート、作品賞、監督賞 脚本賞、撮影賞を受賞、エマ・ストーンは助演女優賞を取ってもおかしくなかったいい演技。
でも作品賞ってのは、やっぱアカデミー賞やからかな~ってのが、一般人的率直な感想です。
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