ジュピター 豪華絢爛SF絵巻ながら…


【17 うち試写会2】先週月曜から右目の調子が悪くて、コンタクトレンズを一日装着すると充血して真っ赤っかになっちまう。
いつもなら何日か休ませたら治るので2日休んだが駄目で、再びめがね生活にして、そしてレンズを変えて日曜日過ごしたらやっぱ真っ赤っか。
しかたなく今週ずっとめがねで過ごす予定、週末の波乗りの時だけ装着し、来週月曜に再挑戦して駄目なら目医者行った方がいいね。

 遺伝子操作された元兵士のケイン(チャニング・テイタム)は、ある女性を守るという任務のために宇宙から地球に派遣される。シカゴで清掃員として働くジュピター(ミラ・クニス)は、殺伐とした大都会での暮らしに嫌気が差していた。だが、実は彼女こそが、地球のみならず宇宙を変化させる可能性のある遺伝子を備えた唯一の人物だった。

 ラナ&アンディ・ウォシャウスキーが監督と脚本を務め、「マトリックス」シリーズ以来初のオリジナルストーリーで挑むSFアクション、知能の高い異星人に統制された地球を舞台に、唯一無二の存在である地球人の女性と、彼女を守る使命を負った男の壮大な体験を活写するという映画。
とにかく徹底的に女子版「マトリックス」、ラナ・ウォシャウスキーが性転換したから、女子版になったってわけではないと思うが…。
世界観的にはスター・ウォーズとブレード・ランナー、そしてマトリックスをミックスしたような感じで、なんとなく「どっかで観たことある」的に新鮮さがない。
仕上がり全体も、豪華絢爛SF絵巻ながら詰め込み過ぎて、無駄な寄り道が多くて、しかし説明は端折られてストーリーがお腹に落ちない、だからお金をジャブジャブ無駄に使っちまった感がもったいない…そんなことは観てる方に関係がないが、それでもついつい心配してしまう(笑)
聞くところによると、当初、3時間近くある長編になるはずが127分に圧縮させられたそうで、大幅にエピソードをカットされた事で、説得力のない作品になっちまったのかもしれない。


 大型宇宙船の造形や、翼の形状を自在に変化させるエイリアンの戦闘機などなどメカニカルな部分で目を見張るし、エイリアン・クリーチャーもスター・ウォーズ並みに秀逸、引力変換・空飛ぶブーツもファンタスティック・フォーの「シルバーサーファー」とちょっと被るけどアイデア的にも使い方も完璧。
一方、豪華キャストながら、キャラが微妙、アカデミー主演男優賞のエディ・レッドメインがこの映画では悪の総元締めやけど中途半端な迫力で、チャニング・テイタム演じる主人公のケインは変な尖りお耳と変なアイメイクで説得力なくいつまでも笑いを誘う始末、ミラ・クニスのせっかくの独特の雰囲気も生かしきれてなくて…。(ところでミラ・クニスはウクライナ生まれなのでロシア語は母国語やねんね~、どおりで付け焼き刃感がなかったはずや~)

 とまあ、けなしまくってきたわけやけど、しかし鑑賞後の感想としては、「なかなかいい映画」やったな~ってのが不思議。
見終わってから思い返してみると、ミステリーサークル、天使の翼、宗教的な宇宙感、人類が他星人に養殖されたという発想も進化論を否定する聖書に繋がり、そのほか不老不死であったり遺伝子操作など、テーマ的にはウォシャウスキー姉弟が撮った前作「クラウトアトラス」に通じる世界観があるのではないかと、それはつまり輪廻転生と永劫回帰。
カットされてなかったら、もっと凄い映画だったかも知れないな。
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