博士と彼女のセオリー 神がかり的なエディ・レッドメインの演技、でもそれだけではない!


【16 うち試写会2】うちの産別の中小回答日が昨日だったが、かなりの組合が回答を受け取っており例年より早い解決となっている…が、自分の担当のところはいつもより厳しい流れ…(T_T)

 天才物理学者として将来を期待されるスティーヴン・ホーキング(エディ・レッドメイン)はケンブリッジ大学大学院に在籍中、詩について勉強していたジェーン(フェリシティ・ジョーンズ)と出会い恋に落ちる。その直後、彼はALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症し余命は2年だと言われてしまう。それでもスティーヴンと共に困難を乗り越え、彼を支えることを選んだジェーンは、二人で力を合わせて難病に立ち向かっていく。

 車椅子の物理学者スティーヴン・ホーキング博士の半生を描いた人間ドラマ、将来を嘱望されながらも若くして難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症した彼が、妻ジェーンの献身的な支えを得て、一緒に数々の困難に立ち向かっていくさまをつづっている。
原題は「THE THEORY OF EVERYTHING」、邦題とはかなりニュアンスが違う。
アカデミックな題材で格調高そうだが、根幹はあくまでラブストーリー、ALSと診断されたホーキングが恋人ジェーンの愛に生きる希望を見出した青年時代から始まる物語。
この導入部の描き方が独特で小気味よく一気にこの物語の世界観にのめり込んでいく、テンポのよいこのリズムに乗れるかどうかが重要かも。


 ホーキング博士が乗り移ったかのようなエディ・レッドメインの演技はほんとうにほんとうに神がかり的。
存命中の偉人を描いても美談で済まさず、ひるまないこの脚本と演出に対して真っ向から立ち向かっている。
この映画はアカデミー賞では、作品賞、主演男優賞(エディ・レッドメイン)、主演女優賞(フェリシテイ・ジョーンズ)、脚色賞、作曲賞の5部門にノミネートされたが、見事、エディ・レッドメインが主演男優賞を獲得、なっとくだ。


 「難病の夫を支えた愛妻の献身」という映画なのかと思っていたが、複雑な夫婦愛、そこをジェムズ・マーシュ監督はあまりあるほどリアルに描写した。
夫の余生2年が幸か不幸か永遠になり、その夫の病との戦いと家族のありようにどんどん疲弊していくジェーンの心の揺れ、そんな難しい役柄をほんとに見事に演じきったフェリシテイ・ジョーンズにも、主演女優賞を獲得してもらってもちっともおかしくなかったのに、残念。
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