ソロモンの偽証 前篇・事件 後篇への伏線はばっちり


【11 うち試写会2】先月、多忙を極めていて1回しか行けなかったティップネス、今月入って2回は行けた、やっぱ筋肉痛が心地よい。

 クリスマスの朝、雪に覆われた中学校の校庭で柏木卓也という14歳の生徒が転落死してしまう。彼の死によって校内にただならぬ緊張感が漂う中、転落死の現場を目にしたという者からの告発状が放たれたことによってマスコミの報道もヒートアップ。さらに、何者かの手による殺人計画の存在がささやかれ、実際に犠牲者が続出してしまう。事件を食い止めようともせず、生徒たちをも守ろうとしない教師たちを見限り、一人の女子生徒が立ち上がる。彼女は学校内裁判を開廷し、真実を暴き出そうとするが……。

 宮部みゆきのベストセラーを実写化した、ミステリー2部作の前編。
原作がソロモンの偽証: 第I部 事件ソロモンの偽証: 第II部 決意ソロモンの偽証: 第III部 法廷の三部作の長編となっていて、それにならったのか、映画は3月7日公開の「前篇・事件(2時間1分)」と、4月11日公開の「後篇・裁判(2時間26分)の合計4時間27分の超大作となったようだ。


 ある中学校で起きた不可解な生徒死亡事件と、その真相を暴こうする女子生徒が開く学校内裁判の行方を追い掛けるという映画。
監督は「八日目の蝉」「孤高のメス」「ふしぎな岬の物語」の成島出、脚本は「脳男」の真辺克彦なんだが、息つく暇もない疾走感がすごくて、重要な伏線となるだろうすべての場面が見過ごせない、緊張感がまったく途切れない、さすがだ!

 話題になるほど大々的なオーディションで発掘した藤野涼子、板垣瑞生、石井杏奈たち中学生たちも個性的で持ち味きらりでなかなかのものなんだが、それにも増して脇を固める、佐々木蔵之介、夏川結衣、永作博美、黒木華、田畑智子、松重豊、小日向文世、安藤玉恵、木下ほうか、塚地武雅、池谷のぶえなどの俳優陣が、「え~そんな使い方するか~、やばい、はまりすぎ!」で驚愕。


 ただ一つ残念なことは、サスペンス的要素はふんだんに散りばめられているのだけど、その肝心な謎解きの本質の部分がよくわからないのだ。
だからかも知れないが、エンドロールのあとの、後篇の予告で、謎の部分のヒントをこれ見よがしに見せてくれている。
ってことは、やはり前編の弱点部分は自覚されているのだろうか、製作陣も。
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