サンバ エリック・トレダノ監督とオリヴィエ・ナカシュながらちゃう映画や!


【57 うち試写会5】2014年、最後に観た映画がこれになった。
2014年は全部で57本鑑賞、2013年は68本、2012年は58本だったから、ま、そんなもんか~。
ちなみに2014年の波乗り日数は125日、2013年は116日、2012年は106日だから、ずいぶん増えた、ほぼ3日に1日は波乗りしている計算。

 アフリカからフランスに来て10年になるサンバ(オマール・シー)は、料理人になるべく頑張っていた。ある日、ビザの更新に気が付かなかったことが原因で国外退去命令を受けて拘束されてしまう。サンバのためにやってきた移民協力ボランティアのアリス(シャルロット・ゲンズブール)は、以前燃え尽き症候群によって大企業を辞めたことがあったが、厳しい状況でも明るいサンバに興味を持ち……。

 料理人を目指してひたむきに勤務していたにもかかわらず国外退去を命じられた移民の青年が、追い込まれた状況でも周囲の人々を笑わせ、元気にしていくさまを描く映画。
フランス映画『最強のふたり』の監督エリック・トレダノとオリヴィエ・ナカシュ、俳優オマール・シーが再びタッグを組んだドラマで、自分自身も「最強の二人」は大感動したので、楽しみにして鑑賞。
今作もベースはコメディだと思っていたが、そこはちょっと違っていた。


 基本的にはほんわかしたユーモアを散りばめたコメディであり、2人の境遇の違う大人の不器用な恋愛ドラマなんだが、移民たちの置かれた厳しく切実な状況をストーリーの軸としてあって、さらにストレスを抱えた現代人の疲れきった心にも目を向けている。
そういった意味で、「最強の二人」とはずいぶんと違った作品で、オマール・シーの印象もずいぶんと違ってみえる。
もちろん、主演のオマール・シーの、にじみ出てくる人柄の良さ、あるいは愛されキャラは今回も十分に光っているんだが。


 オドオドとした情緒不安定な中年女性アリスを演じるシャルロット・ゲンズブールの演技も絶妙で、くたびれた中年女性という珍しい役に挑みつつチャーミングさを失わないこの人に魅了された映画でもあった。
だといえばそうだけど、を微笑ましいものにしている。

 かなり辛辣さを含んだ結末、移民問題に対するメッセージだと自分は受け止めたが、監督の意図はどこにあったのだろう、深く考えさせてもらうことができた、意味深い映画だった。
奇しくも、同じ移民問題をあつかった「バンクーバーの朝日」を観た次にこの映画を観てしまったから、「バンクーバーの朝日」の駄目さ・弱さがさらに際立ってしまった…(__*)
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