ミリオンダラー・アーム 実話なんだが、いいお話だ~。


【44うち試写会3】昨夜は飲み過ぎるわ、電車爆睡で乗り過ごすわ、タクシー乗ったのは覚えてるが気が付いたら朝やわ、朝は朝でも寝坊してるわ、スマホは充電してなくて電池なくなってアラームが鳴らないわ、「遅刻や!」って朝飯抜きで駅までとんで来たが、よく考えたら特に朝から予定が入ってるわけでもないことにようやく気付いて、開き直ってモーニングセットを食べてから行くことにした、なにやってんだか…(__*)。

 スポーツエージェントのJB・バーンスタイン(ジョン・ハム)はメジャーリーグの時代の流れについていけず、選手との契約も終了。そこでバーンスタインはインドのクリケット選手から逸材を発掘しようと、いちかばちかの賭けに出る。そして、地元のテレビ局と「ミリオンダラー・アーム」という番組を企画し、コンペティションに集まった数千人の中から2人の青年をアメリカに招くが……。

 野球未開の地・インドから初のメジャーリーガーを発掘したエージェントの奇想天外な実話を基にしたスポーツドラマ。キャリアのどん底にあったスポーツエージェントがインドのクリケット選手をスカウトすることを思い付き、さまざまなトラブルに遭いながらも、前代未聞の挑戦に挑む様子を描く映画。
インド映画だと思っていたらディズニー映画だった、インド映画をハリウッド映画のフォーマットでカスタマイズするとこうなるのか!
「スラムドッグ$ミリオネア」の音楽を担当したA.R.ラフマーンがこの映画の音楽を担当していたそうで、インド映画の雰囲気をしっかりと醸し出すように効果的に違和感なきようアレンジしていたことが、この映画の質を大いに上げていた。


 スーザン・ボイルとクリケットが、この物語のきっかけ…(__*)
夢を実現するために純真に覚悟している若者と、自分の保身と儲けだけを追求する大人との、心のギャップがこの映画の軸となっている。
リンクの母とデイネシュの父の悲しみ・寂しさと息子の未来・夢の実現との葛藤、そして彼らの村の人たち羨望と期待。
しかし、そんなことへの責任に覚悟がまったくないエージェントのバーンスタインは片田舎から若者をまさに「人買い」のごとく、アメリカへ誘ってしまう。 
リンクの母への電話、デイネシュの独白が心が痛む、バーンスタインのバカ野郎!
そこにレイク・ベル演じるブレンダの存在が重要だったのだ、その辺、わざとらしくなるとこをほどほどの演出で、巧みに描いていたな~。


 リンクとディネシュの2人は、野球なんてまったく知らずに2008年5月に渡米し、パイレーツとその年の11月に契約を結んでいる、たった6ヶ月後。
さらにリンクは、翌シーズンの2009年7月13日にマイナーリーグで初勝利をあげている、マイナーとはいえ、たった1年、すごいことだ。
バーンスタインはインタビューで、「本当に異例の選手だった。どう考えても、野球を覚えるのに時間が足らなくて大変だったけど、彼らは努力してくれた。本当に努力をしていた。やる気、熱意、夢、才能、努力、全部が揃ってこそ、花を咲かせてくれたと思う」と語っているのをネットで見つけた。

 JB・バーンスタインを演じるジョン・ハムが最初はかなり鼻についたが後半ではまさに適役、アッシュ・ヴァスデヴァンを演じるアーシフ・マンドヴィがいいスパイス、その他脇役たちのキャラの立ち方が絶妙。
特に、老スカウト役レイのアラン・アーキン、御歳80にしてあの存在感は凄い、そして単にギャグキャラやと思ったアミトを演じるピトバッシュが素晴らしかった。


 実際のリンクとディネシュ、2人は、残念ながらメジャーでの登板は現在までのところ果たしていないそうだ。
リンクはパイレーツのルーキーリーグのチームから、クラスAショート・シーズン・チーム「ステート・カレッジ」(ペンシルバニア)に昇格、2シーズン目のオフシーズンは、オーストラリアのリーグで活躍、2011年にドミニカ共和国のプロリーグ(MLB傘下のマイナーリーグ)で登板。その後はケガなどもあったものの、今なおパイレーツのマイナーリーグで頑張っているとのこと。
一方のディネシュは2010年12月にパイレーツを解雇されインドに戻ると、休学中の学校に復学、2回目の「ミリオンダラー・アーム」のピッチングインストラクターを務めたらしい。
2人ともこの映画の撮影では、自分たちを演じる俳優にアドバイスするなど協力していたという。

 とにかく、そんなことも含めて、いい気持ちになる映画って、ほんま好きや!
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

プロフィール

hisapsurfrider

Author:hisapsurfrider

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
かうんたー
検索フォーム
QRコード
QR