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カラーパープル 切実でヘビーな描写と、音楽&ダンスが創る高揚感と軽やかさの絶妙なバランス


【🎦4 2024/2/11鑑賞】 10代のセリー(ファンテイジア・バリーノ)は、父親の決めた相手と強制的に結婚させられる。夫のせいで最愛の妹と引き離され、不遇な日々を送る中でも彼女はユーモアを忘れずにいた。そんな折、セリーは人気歌手の世話をすることになる。二人は次第に絆を深めていき、やがてある出来事をきっかけにセリーの未来は大きく動き出す。

 アリス・ウォーカーの小説を原作に、スティーヴン・スピルバーグが監督を手掛けた作品のミュージカル版リメイク、過酷な状況に置かれながらも、前向きに生きる女性の姿を描くという映画。


 原作小説を1985年にスピルバーグが映画化(ウーピー・ゴールドバーグはこの作品で映画デビュー)、それが2005年にはブロードウェイでミュージカル化され、そのミュージカル版をもとに再び映画化されたこの作品には、製作総指揮にはスティーヴン・スピルバーグ、オリジナル版に出演したオプラ・ウィンフリー、オリジナル版の音楽を手がけたクインシー・ジョーンズも製作に名を連ね、新鋭ブリッツ・バザウーレ監督がメガホンをとった。。

 主人公セリー役にはブロードウェイ版でも同役を演じたファンテイジア・バリーノを起用し、「ドリーム」のタラジ・P・ヘンソン、実写映画「リトル・マーメイド」のハリー・ベイリー、シンガーソングライターのH.E.R.らが共演。
また、ブロードウェイ版でソフィア役を演じてトニー賞にノミネートされたダニエル・ブルックスが本作にも同役で出演し、第96回アカデミー助演女優賞にノミネートされた。


 1900年代初頭に自由な選択が許されなかった女性がひたむきに生きていく物語。
黒人を支配し抑圧する黒人の姿が、非常に重く、暗い。
しかし、途中歌って踊る場面は流石で、色鮮やかな明るい世界…それが交互に織り込まれていて、観ている方の気分は上げられ、下げられ。
切実でヘビーな描写と、音楽&ダンスが創る高揚感と軽やかさが、映画らしい最高に美しいバランスを形成していたのだ言われればそうなのだが。
許すこと、女性同士で支え合うことというテーマが、希望を感じさせてもくれることが救いであり、そして感動的なラストに至り、非常に力強い映画で、再び作られたという価値は十分だ。
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