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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE AIに対する人間の反骨心が透けて見える2時間43分の大作!


【🎦21 2023/8/6鑑賞】 イーサン・ハント(トム・クルーズ)率いるIMFチームは、新兵器を探すミッションを下され、悪の手に落ちる前にそれを見つけ出そうとする。そんな中、IMFに所属する前のイーサンの過去を知る男が現れる。仲間たちと世界各地で命懸けの戦いを繰り広げるイーサンにとって、今回のミッションは絶対に成功させなければならないものだった。


 トム・クルーズ主演のスパイアクション『ミッション:インポッシブル』シリーズの第7弾、スパイ組織IMF所属の腕利きエージェントであるイーサン・ハントが、人類を脅かす新兵器を追うという映画。
自らの意思を持った人工知能の脅威から人類を守るべく、イーサン・ハントと仲間たちが世界を駆け巡るシリーズ最新作。
ロシアの次世代潜水艦であるセヴァストポリは推測航法(デッドレコニング/Dead Reckoning)を用いた新しい航行システムを試験運用する為、高度なAIシステムを採用した。しかし、この新型AIが自我を得た事により乗務員達をかく乱させ、自らが発射した魚雷により潜水艦を沈没させ、乗務員全員が死亡するという、衝撃的なシーンから、2時間43分にわたる物語が始まる。


 とにかくトム・クルーズのスタント祭というコンセプトはあい変わらず、どころかさらに激しさが増している。
ネタばれさせて盛り上げた例のバイクのジャンプシーンがもっとも危険なシーンということではなかったってことも驚きだ。
特に列車アクションがやばい、終始息を呑むというか息をすることさえ忘れてしまいそうなスリルと迫力!
単に肉体を張るアクションだけでなく、さまざま危険を複合的に配置した設計のアイデアも抜群すぎる。


 アブダビの空港でイーサンと出会い、IMFチームと共に行動することになる泥棒グレース(ヘイリー・アトウェル)、元MI6エージェントのイルサ・ファウスト(レベッカ・ファーガソン)、ホワイト・ウィドウとして知られる闇市場の武器仲買人で第1作目でヴァネッサ・レッドグレイヴが演じていた武器商人マックスの娘アラナ・ミツソポリス(ヴァネッサ・カービー)、イーサンとグレースを狙うフランスの暗殺者パリス(ポム・クレメンティエフ)。
今作では、これまで以上に女性キャラを魅力的に捉えているのが特徴的で、それぞれがいい役回りを果たしている。


 事件の背景が複雑すぎて、それを誰かが誰かに説明する都度のセリフ応酬がややもたつくのがとても気にはなったが、それでも2時間43分という長尺を全く感じさせない。
シリーズ中で最も荒唐無稽な脚本には賛否あると思うが、しかし見せ場に次ぐ見せ場で全く飽きさせない。
折も折、7月に、全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)がストライキを決行したが、その理由が「AI規制」「動画配信の報酬見直し」などを巡ってだ。
宣伝のためのトム・クルーズの来日もこのストライキによって急遽取りやめになった。
この作品の、AIに対する人間の反骨心、つまりアナログの再評価というテーマが透けて見えることがますます印象的になる。
まさに、自力で限界の肉体芸に挑み、その姿の上映を、劇場の大スクリーンでと、こだわるトム・クルーズのポリシーが、このテーマとリンクしていて、ほんと感慨深い。



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