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ブレス あの波の向こうへ スタントなしの本格的なサーフィン映画。なんか自分の波乗りを始めた頃の十代の時代とシンクロする映画だった。


 オーストラリア西南部の街で暮らす内向的な少年のパイクレット(サムソン・コールター)は、友人のルーニー(ベン・スペンス)に引っ張られるようにして楽しい日々を過ごしていた。ある日彼らは、サンドー(サイモン・ベイカー)という謎めいた男と出会い、サーフィンの手ほどきを受けたのがきっかけで彼とその妻イーヴァ(エリザベス・デビッキ)の家を訪ねるようになる。やがてルーニーは、サンドーの指導で危険な波に挑む。

 ティム・ウィントンの小説「ブレス: 呼吸 (オーストラリア現代文学傑作選)」を、サイモン・ベイカーが監督・主演などを務めて映画化、オーストラリアを舞台に、サーフィンの世界に飛び込む少年たちが描かれると言う映画。


 2017年のオーストラリア映画で、amazonプライムで鑑賞、英題は「BREATH」。
サイモン・ベイカー(Simon Baker, 1969年7月30日 - )は、オーストラリアのタスマニア出身の俳優で、L.A.コンフィデンシャルでアメリカ映画デビュー、彼はニューサウスウェールズ州の大会で優勝するほどサーフィンが上手くて、この映画でもそのサーフィンの実力については説得力がある。


 13歳でサーフィンと出会った少年ふたりの成長を描く青春物語は、親友とのライバル意識、初恋、勇気を試される瞬間などなど、心打たれる要素がぎっしりで、まるでこの二人の関係はトム・ソーヤとハックルベリー・フィンのようだ。
パイクレットとルーニー演じた二人は演技ではなくサーフィン経験で選ばれたそうで、彼らの波乗りもリアルに上手い❗
そのために、思春期の子どもたちの瑞々しさに、二人とサイモン・ベイカーによるスタントなしの本格的なサーフィン映画が相まって、作り物感や嘘くささが限りなく少ない。


 そして、「大人の世界」を最も象徴する妻イーヴァ役のエリザベス・デビッキのアンニュイな存在感がもっとも重要な要素だ。
多感で大人の世界に憧れる、しかもサーフィンに熱中してしまったガキんちょは間違いなくこんな感じの大人の女性に、イチコロになってバカを見る😅


 なんか自分の波乗りを始めた頃の十代の時代とシンクロする映画だった。
歳は2個上ながら、精神年齢はいっこ下のようなバカな友人がいて、自分にとってはサーフィンではライバルで。
しかし奴は怖いもの知らずで、当時通っていたショップのオーナーが自分たちを放り込むめっちゃでかい波を彼は平気でチャレンジするが、自分はなかなか根性を決められない。
オーナーには「理屈で考えるな」と言われる始末で、そのうち彼はオーナーに言われるままにさらにヤバい波にチャレンジさせられるが、その頃には自分には声が掛からなくなっていった。
そんな思い出があるので、この映画が自分にとっても被るねんなぁ。
そして、けっきょくそいつはオーバードラッグで命を落としたから、ってこともあって、というところまでっても被ってしまう。


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