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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス あまりにもカオスで、突拍子なくわかり辛すぎる物語ながら実はテーマは親子愛…??


【🎦9 2023/3/12鑑賞】 エヴリン(ミシェル・ヨー)は優柔不断な夫ウェイモンド(キー・ホイ・クァン)と反抗期の娘、頑固な父と暮らしながら、破産寸前のコインランドリーを経営している。税金申告の締め切りが迫る中、エヴリンはウェイモンドに並行世界に連れて行かれる。そこでカンフーマスターさながらの能力に目覚めたエヴリンは、全人類の命運を懸けて巨大な悪と闘うべく立ち上がる。

 A24が製作し、ダニエル・クワンとダニエル・シャイナートが監督を務めるアクションコメディー、破産寸前のコインランドリーを経営している女性が、並行世界で驚異的な身体能力を得て人類を救うための闘いを繰り広げるという映画。
第95回アカデミー賞では、作品賞、監督賞(ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート)、脚本賞(ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート)、主演女優賞(ミシェル・ヨー)、助演男優賞(キ・ホイ・クァン)、助演女優賞(ジェイミー・リー・カーティス、ステファニー・スー)、編集賞、衣装デザイン賞、作曲賞、主題歌賞「THIS IS A LIFE」の、10部門11ノミネートを果たした。


 とにかく「カンフーがすべて」なマルチバースもので、あまりにもカオスで、カルト的で、突拍子のない物語。
しばらくは他のユニバースとの関係、移動の方法&裏事実など、ぜんぜん理解できないで、観ていて大混乱するし、主人公は働きずくめの毎日に疲れ果てた中年女性で、まったく無自覚のままに物語がすすんでいくから、その主人公とともに観ているほうも、ほんま、置き去りにされたままで物語が進んでいく度合いがひどすぎる❕
斬新過ぎてまったく付いていけないと、序盤には泣きが出そうになった😡


 大切な時間やチャンスを無駄にしてきたのでは…、あの時にこの選択ではなく違う選択をしていたら…。
そんな誰にでもある、人生の迷いや後悔や失望を、マルチバースを跨いだ奇想天外な大冒険に託してしまい、なんだかよくわからんが、人生いろいろあるし、負けずに前へ進んでいこうと思わせてくれたってのが不思議不思議。
観終わってみると、強引かつ大げさながらも、すべては巧妙に計算されていたのだと…。


 しかしながらこんなにもハイパーな作風にかかわらず、実は主題は、親子愛💦
そこに夫婦愛、同性愛、貧困や差別、文化ギャップ、納税問題(笑)が織り込まれつつ、さらに人種やセクシュアリティまで絡めてあって、もっと言えばこの地球にもし人類が登場しなければ(今のような人類に進化しなければ)というSDGs的指摘まで包含されていて、実はとにかく今っぽい。
エンディングでのすべての伏線の回収で、そう言うことかと「はぁぁぁっ」ってため息が漏れてしまった…のは、まさにダニエル・クワン&ダニエル・シャイナートこと“ダニエルズ”にまんまとしてやられたりってことか。
キー・ホイ・クァンのヤバすぎるウエストポーチ・アクションが一番の見どころながら😅

 ちなみに、第95回アカデミー賞では、作品賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞、監督賞、脚本賞、編集賞の7冠で、ミシェル・ヨーはアジア人初のアカデミー賞主演女優賞となった。


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