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離ればなれになっても 自分と同じ年代の物語だ、たしかに自分たちの年代は時代に翻弄されていただけで、何も歴史を作っていないんだ…。


【🎦1 2023/1/2鑑賞】 1982年、イタリア・ローマ。同級生のパオロと恋に落ちた16歳のジェンマは、彼の親友であるジュリオとリッカルドらと共に青春を謳歌していた。しかしある日、母親を突然亡くした彼女はナポリの伯母に引き取られる。そして1989年、教師、俳優、弁護士とそれぞれ異なる職業に就いていたパオロらかつての3人の親友たちは、以前とはまるで別人のようなジェンマと再会する。

 時代に翻弄されながら出会いと別れを繰り返す男女を描くラブストーリー、16歳で恋に落ちたものの離れ離れになった二人の、40年にわたる友情と葛藤の軌跡を映し出すという映画。
英題は「THE BEST YEARS」、イタリア語での原題は「GLI ANNI PIU BELLI」で、訳すと「最高の年」となるので英題はそのまんまか。


 思春期だった’80年代に知り合った男女4人による、涙あり笑いありの人生が綴られる。
自分と同じ年代の物語だ。
冷戦終結や9.11など急速に変化する時代の世相を背景に描かれていたが、そこんとこと物語のシンクロはあまりなく、なんでいちいち当時の世相をシーンとして挟み込むのだろうと疑問に思っていたが、それは終わりのあたりで主人公が「俺たちの年代だけだ、なにもやり遂げていないのは❗」ってところで腑に落ちた。
たしかに日本でも昭和40年代生まれは時代に翻弄されていただけで、何も歴史を作っていないんだ…そうだったのか…。
正直、謳歌した先輩世代らの負の遺産の後始末と、氷河期世代というか新人類(死語ながら)というかほんとうに成功体験がない世代の間に挟まれて、翻弄されている世代でもある、自分たちは😅
そこが一番の軸かどうか、製作陣の意図かどうかは分からんけど…。 


 古き良きイタリア映画の魅力を今に甦らせた映画だと言われればその通りだ。
共感する映画でもあったが、しかしもっと丁寧に作り込んで欲しかったなぁって思ってしまったのが残念だ。
少年期のキャスティングはいいとして、青年期から壮年期のキャスティングがいきなりおっさん・おばはんで、青年期に違和感ありすぎる。
せめて、3世代の役者を配して欲しかったし、それが無理なら、青年期にあった役者を排して特殊メークで歳を取らせて欲しかった。

 この映画の端緒のように10代~20代に掛けて濃厚に付き合った友人達ってのは自分には、圭太、小出、南中、堀、こっさん、恭平、奥、やな。
しかし、今は誰とも付き合いがないなぁって悲しくなった…、恭平と奥は死んでしまったし…。
唯一、妻だけが、10代から今までそばにいてくれている。


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