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ブレット・トレイン わざわざ日本の新幹線を舞台にしなくてもよかったんとちゃうのん❔


【🎦27 2022/09/10鑑賞】 あるブリーフケースを盗むよう謎の女性から指令を受け、東京発京都行の高速列車に乗り込んだ殺し屋・レディバグ(ブラッド・ピット)。ブリーフケースを奪って降りるだけの簡単な任務のはずだったが、疾走する車内で次々に殺し屋たちと遭遇してしまう。襲い掛かってくる彼らと訳も分からぬまま死闘を繰り広げる中、次第に殺し屋たちとの過去の因縁が浮かび上がってくる。

 伊坂幸太郎の小説「マリアビートル (角川文庫)」を原作に、ブラッド・ピットが主演を務めたアクションスリラー、日本の高速列車を舞台に、謎の人物から指令を受けた殺し屋が、列車に乗り合わせた殺し屋たちから命を狙われるという映画。

 原作の設定は「幼い息子の仇討ちを企てる、酒びたりの元殺し屋「木村」。優等生面の裏に悪魔のような心を隠し持つ中学生「王子」。闇社会の大物から密命を受けた、腕利き二人組「蜜柑」と「檸檬」。とにかく運が悪く、気弱な殺し屋「天道虫」。疾走する東北新幹線の車内で、狙う者と狙われる者が交錯する――。」というものだが、大枠はあくまでもシンプルにしておいて、登場人物全員のキャラは濃スギに設定、脚色されて運悪く主人公にされてしまった不運な殺し屋をブラッド・ピットが演じさせる。


 そもそも伊坂幸太郎自身がタランティーノ監督作の影響受けたのが原作「マリアビートル」だったのだが、タランティーノの「キル・ビル」を彷彿とさせる摩訶不思議なカン違いジャパンが炸裂なうえ、時間軸を行き来しながらテンポ良く展開するクレイジーなストーリーテリングはガイ・リッチー風。
その上で、さまざまなアクション・シークエンスで畳みかける作風は、そこはやっぱり良くも悪くもデヴィッド・リーチ監督の作品だなと思えてしまう不思議。



 伊坂原作の魅力である会話劇としての面白さは欠けるんやけど、ぶつぶつボヤキながらも、不運とも、敵とも、闘い続けるブラッド・ピットがとても楽しそうで、そこに目をつけた演出が秀逸だと納得だ。
日本ロケができなくてロサンゼルスで撮影されたという事情から、新幹線も背景もとんでもないし、在米邦人や日系系の俳優に日本人を演じさせているってことも、違和感すごいが、しかしハリウッドから見た日本ってこうなのか~っという点がとても興味深いとも思いつつ、この斬り方は意図的だろう。
しかしヤクザに対するハリウッドのイメージって昭和の時代からまったく変わっていないというのは、日本の映画界の発信の仕方として問題があるのでは…。
しかしまさか、カルメン・マキの「時には母のない子のように」、麻倉未稀の「ヒーロー」が挿入歌に使われていて、その場面での奇妙な化学反応による効果に驚愕!


 しかし新幹線をこんな無謀に自由に危険に走らせることは中国なら可能かも知れないが、日本の鉄道輸送の何重にも施されたハード・ソフトの安全管理システムでは(特に🚅では)ぜったいにあり得ないってことは声を大にして言いたい💢
というか、わざわざ日本の新幹線を(しかも「ゆかり」)、舞台にしなくてもよかったんとちゃうのん❔
しかも、JR福知山線脱線事故を彷彿させるような場面は、とっても酷い、酷すぎる。


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