GODZILLA ゴジラ 監督の思い入れは素直に評価します!


【36うち試写会2】今日はゴジラなみに昔の、懐かしいメンバーの飲み会に参加してきて、すっごくハッピーな気持ちなのです。(*^▽^*)

 1999年、日本。原子力発電所で働くジョー(ブライアン・クランストン)は、突如として発生した異様な振動に危険を感じて運転停止を決意。だが、振動は激しさを増して発電所は崩壊し、一緒に働いていた妻サンドラ(ジュリエット・ビノシュ)を亡くしてしまう。それから15年後、アメリカ軍爆発物処理班の隊員である、ジョーの息子フォード(アーロン・テイラー=ジョンソン)は、日本で暮らす父を訪ねる。原発崩壊事故の原因を調べようと侵入禁止区域に足を踏み入れた二人は、そこで思いも寄らぬ光景を目にする。

 怪獣映画の傑作として映画史に名を残す『ゴジラ』を、ハリウッドが再リメイクした。
ハリウッド版ゴジラと言えば1998年に公開されたあのティラノサウルスなんかイグアナかオオトカゲなんかわからんむちゃくちゃ腹の立つローランド・エメリッヒ版GODZILLAを思い出すが、今作の監督ギャレス・エドワーズは、少年時代から愛してきたという生粋のゴジラファンであり、こだわりを持って製作したという、ある意味ハリウッドのゴジラ像の原点回帰に挑んだ作品、期待してもいいのかなとドキドキしての鑑賞だった。


 あのゴジラのテーマが流れるオープニングは古い記録映像コラージュ、ここで、世界各国の過去の核実験は、実はゴジラを倒すための攻撃だったのだということを示唆する。
ゴジラ誕生のきっかけは、日本の漁船がビキニ環礁での米国の水爆実験に巻き込まれて被曝した第五福竜丸事件とされ、第1作ではどこかの国が行った核実験の影響で海底に潜んでいた古代生物が突然変異を起こしてゴジラが誕生したと言われている。
いうなればゴジラは核爆弾のメタファーであるのに、この作品ではいきなりここを否定してしまった。
が、本編に入ると、今度はいきなり、日本の原子力発電所のメルトダウン事故と被爆してしまうたくさんの人のシーンとなり、福島第一原発事故を連想させる展開と描写が続く。
そして、自然の驚異を怪獣の姿に変えたというゴジラ映画の根っことなる部分をしっかりと押さえながらお話しが進んでいく。
ただし、話しの軸は、怪獣映画に絡めたヒューマンドラマあるいは家族愛のドラマ仕立てで、あって昔のゴジラ映画に様に、怪獣は出し惜しみしまくる…。


 ゴジラの造形や動きはすばらしい、しっぽの動きや背びれからの放射熱線の放射の方法や使い方の秀逸、ゴジラの咆哮も、その咆哮を放つ前に溜めも完璧。
ゴジラと敵怪獣、そして両者の闘いに、無力でありながらじたばたじたばたする軍隊の描き方も、ゴジラ映画の定石としてしっかりと踏襲してくれていた。(日本では自衛隊だったが)
敵怪獣の造形が不満、渡辺謙の扱いが悪すぎる(しかし皆が「ごぉずぃ~らぁ↑」と発音しているのに英語台詞の中でもちゃんと「ゴジラ」と発音していたことはうれしかった)、人間側主人公フォードのご都合主義過ぎるシーンの数々がいらつく、死んでいく人が多すぎるしその描写がリアルすぎるのが辛い、原発事故だけでなく東日本大震災などの津波、ハリケーンカトリーヌや竜巻、911テロなどを彷彿させるような描写がきつい、そもそも前半の展開が睡魔を呼ぶ…などなど不満はある。
もっとも不満なのは、核兵器を肯定する、一貫した姿勢だったし、そしてそれが伏線となるクライマックスだ。

 とは言え、最後の最後、見終わった感想としては、日米の数あるゴジラ作品を含めて、ゴジラの原点回帰となるいい作品だったってことにしておこう。
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