2つ目の窓 監督の意図全てが理解できた気はしないが…


【35うち試写会2】昨夜のうちに風がオフショアに変わったので、今朝は昨日の風波が整うかなと期待していたが、うねりまでなくなってしまった。
しかしよく寝た日曜日だった、朝はぐずぐずとベッドで過ごし、午後はソファーで5時間の昼寝、夜もいつもより少し早いくらいに寝て今朝は出勤前波乗り無しで出勤ギリギリまで寝て、けっきょく土曜の夜から今朝まで31時間中8~9時間くらいしか起きてなかった気がする。
身体が睡眠を欲していたんやろうな~、すっきり!
で、この映画はスペースFS汐留にて試写会鑑賞。

 奄美大島で生活している16歳の界人(村上虹郎)と同級生の杏子(吉永淳)。ある日、島の人々の相談を受けるユタ神様として生きてきた杏子の母イサ(松田美由紀)が、難病で余命わずかなことがわかる。杏子を励ましながらも、神と呼ばれる者の命にも限りがあることに動揺する界人。そんな中、恋人のいる母・岬(渡辺真起子)が醸し出す女の性に嫌悪感を抱いた彼は、衝動的に幼少期に別れた父のいる東京へと向かう。

 神の島・奄美大島を舞台に、二人の少年少女の初恋と成長を通して描かれるのは、限りある時間の中で人が持つべき「生きる覚悟」と、人生に真摯に向き合う者たちの愛と無常、魂が浄化されるような壮大な自然と、人間との共存や命について描かれている映画。
鬼才河瀬直美監督の映画は初めて観たのだけど、彼女の描く死生観、壮大で深淵なテーマをはらんだストーリーが、ストンとお腹の中に落ちるかどうかが、評価の分かれ目となる映画だ。


 陰と陽、海と山、昼と夜、静と動、男と女、(ついでに、大人と子ども、島と都会、母と女)、全てが明確な対比の構造で描かれていくが、しかし、その境目はあえて曖昧にされ、そしてその境目に存在するのがユタ神様なのだろうか。
山羊が屠殺(あるいは屠畜)されるシーンが2度出てくるが、まさに生と死の境界があいまいであることを端的に示す象徴的なシーンで(ただし、2回も必要だったのだろうか…冒頭のシーンは無用だと思うのだが)、杏子の母イサがなくなったあとに描写される奄美を流れる風のシーンにつながっていくのだろう。


 正直言って、自分は、河瀬直美監督の描こうとした死生観は理解しきれなかったような気がするし、けっして面白い映画ではなかった、映画のタイトルである「2つ目の窓」がどういう意味なのか、鑑賞後ずーっと考えているがさっぱりわからない。
吉永淳(16歳の役で「もしや児童ポルノ扱いになるのでは?」と思ったが彼女は21歳だそうだ)と本作がデビュー作となったUAの息子村上虹郎、 杉本哲太、松田美由紀、役者さんの演技はそれぞれほんとに良かったのだけど、一番活躍していたのは自然力あふれる奄美大島そのものだったようだ。

 今年の奄美トリップで波乗りを楽しんだビラビーチ、海上がりでビール飲みながら眺めたビラの高台の駐車場から風景、昨年立ち寄ってパスタを食べた陶工房カフェ夢紅、SUPで遊んだ笠利海岸、海上がりにサーフトランクスを干したガジュマルの木、テラスでまったりさせて貰ったお宅などなど、奄美北部がロケ地の中心だったようで、思い出深い景色がたくさん登場~(*^O^*)
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

プロフィール

hisapsurfrider

Author:hisapsurfrider

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
かうんたー
検索フォーム
QRコード
QR