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大怪獣のあとしまつ この着想はきっととんでもなく面白いはず、面白くないわけがないってめっちゃ期待して鑑賞したのに…


【🎦5】 人類を恐怖の渦にたたき込んだ巨大怪獣が、突如死ぬ。人々は歓喜に沸き、安堵していたが、巨大怪獣の死体は腐敗と膨張が進んでいた。全長380メートルもの死体が膨張した末に爆発すれば、国家規模の被害が生じるということが新たな問題になる。その処理にあたる特務隊員として、3年前に姿を消したわけありの男・帯刀アラタ(山田涼介)が選ばれる。爆発までのカウントダウンが刻一刻と迫る中、帯刀は巨大怪獣の死体に挑む。

 三木聡が監督と脚本を務めた特撮ドラマ、腐敗と膨張が進んで爆発する危険のある巨大怪獣の死体処理に、1人の男が挑むという映画。
「この死体、どうする?」
遙か昔、円谷プロのウルトラQやらウルトラマンシリーズ、ゴジラにガメラ、その他、ジャイアントロボなどなど、日本では怪獣特撮映画が数多く作られてきたが、そう言えば、てんこ盛り倒してきた大怪獣のその後始末ってどうなってるんや❓
ってなことを改めて思い至ったこの映画の着想に、きっととんでもなく面白いはず、面白くないわけがないってめっちゃ期待して鑑賞。


 死体処理に当たる、政府直轄の特殊部隊「特務隊」と国防軍(自衛隊のパロディ)の面々の真面目ぶりと、西田敏行演じる西大立目完総理率いる内閣の目障りすぎる悪ふざけ演技(脚本)。
個性的な俳優が恥も外聞もなく役になりきり、政治的風刺も含めて小ネタ満載、特撮も含めて隅々までまぁまぁこだわった造形や映像で、真剣に作られた(?)本格怪獣特撮映画のはずが…。


 とはいえそんな俳優陣を生かし切れたとも思えないし(そもそもいかす気があったのか?)、ギャグの応酬や下ネタ垂れ流しも徹底的にダダ滑り、政治やコロナ禍への風刺もパンチ不足ってことでは、観客をおいてけぼりにすることに快感を覚えているとしか思えない三木聡監督(汗)
エンドロール後まで徹底しているから素晴らしい!(苦笑)
笑えそうで笑いきれないこの悲しさは、どうかどっかでほんの少しでも回収して欲しかった。


 庵野秀明監督の「シン・ゴジラ」の際、巨大不明生物は、メルトダウンを引き起こした福島第一原子力発電所がモデルとされ、それに対処するのも当時の内閣をモデルとして、役所の仕事ぶりという点では真摯に緊張感持って描かれていた。
この作品でもその設定自体は似ているのだが、シン・ゴジラをオマージュしながらも、それを可能な限りの悪ふざけで笑い飛ばしてしまったのが悲しい。
しかも、今年の5月には、その庵野秀明監督の「シン・ウルトラマン」の公開が控えているってのに…、松竹が東宝にけんか売っているとしか思わないんやけど。
土屋太鳳ちゃんだけが、鉄板やったがな~😁

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