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クライ・マッチョ イーストウッド作品にはついつい重厚な作品を期待してしまうが、彼ならではの芳醇な味わいを醸し出すってことでは染みる。


【🏃Run5-5 5.36km 31:24 枚方大橋】【🎦4】 ロデオ界の元スターのマイク・ミロ(クリント・イーストウッド)は、落馬事故をきっかけに家族とも別れ、今は競走馬の種付けの仕事をしながら一人で暮らしている。ある日、彼は元雇用主にメキシコにいる息子のラフォ(エドゥアルド・ミネット)を誘拐するよう頼まれ、単身メキシコに向かう。マイクは少年ラフォと出会い、二人でテキサスを目指すが、その道のりは困難なものだった。


 クリント・イーストウッドが監督と主演などを務め、N・リチャード・ナッシュの小説を原作に描くヒューマンドラマ、落ちぶれた主人公が、少年と二人でメキシコを横断しながら心を通わせていくという映画。


 自身の監督作品での出演は2008年の「グラン・トリノ」で、たしかもう俳優はしないってなことを昔言ってた気がするが、前言撤回したのが「運び屋」で、まさかもう今度こそ終わりやろうと確信していたのに、またこの映画で監督・主演という 91歳。
ま、監督50周年、監督40作品目という節目の一本だということで、気持ちよく受け止めておこう。


 元ロデオの花形スター、妻に先立たれたカウボーイ、生き方の違う年少者との交流、老人の国境超え、立ち寄った先での絆…いやはや、まんまクリントイーストウッドの大得意分野が満載のこの映画。
ついつい重厚な作品を期待してしまって、観ている最中は拍子抜けしている自分だったが、そう言えば彼の監督・主演作には、さらっと人間ドラマを描くケースも少なくないことに思い至る。


 そういった意味では、少年の成長劇であると同時に、自分の居場所を見つける老アウトサイダーの物語ということでは、派手な展開にもならんし重厚なテーマではないのやけど。
しかしもう一方の彼の作品スタイルであるのだとしたら、酸いも甘いも知り尽くした老人目線があいまって、彼ならではの芳醇な味わいを醸し出す仕上がりだってことで納得。
イーストウッドにとって老いとは進化でしかないのだなとも思いつつ、彼以外にはなかなか難しいやんな…そんな生き様。
とは言え、なんで彼がこの映画で無理して監督・主演をした意味が分からなかったなぁ。



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