オール・ユー・ニード・イズ・キル 戦う、死ぬ、目覚める―そのまんまやん!


【32 うち試写会1】 近未来の地球。侵略者の激しい攻撃に、人類の軍事力ではもはや太刀打ちできなくなっていた。対侵略者の任務に就いたウィリアム・ケイジ少佐(トム・クルーズ)は、戦闘によって亡くなる。しかし、タイムループの世界にとらわれ、戦闘と死を繰り返す。そんな中、特殊部隊の軍人リタ・ヴラタスキ(エミリー・ブラント)と出会ったケイジは、彼女と一緒に何度も戦闘と死を繰り返しながら戦闘技術を向上させ……。

 作家・桜坂洋のライトノベル(All You Need Is Kill (JUMP j BOOKS))を、トム・クルーズ主演で映画化したSFアクション、近未来の地球を舞台に、ある兵士が戦闘と死をループしながら、幾度も戦闘するうちに技術を身に付けていくさまを描く。

 原題はEDGE OF TOMORROW(「明日にじりじり進んでください」って意味かな?)、映画の内容を表しているような外しているような、一方、邦題は、原作の題名「All You Need Is Kill」をそのまま使っている(「必要とするのは狩りだけ」ってなる?)。
日本でのキャッチコピーは「日本原作、トム・クルーズ主演。」「戦う、死ぬ、目覚める―。」と、なかなかおつ。


 経営していた広告代理店が倒産してしまったのでしかたなく軍に広報担当として志願しのし上がったが、最前線行きを命令されてしまい、全力で拒絶する、実戦経験皆無のへたれな主人公をトムクルーズが演じているところが、ちょっとおもろい。
しかしそんな将校のくせに軟弱な卑怯者主人公が、タイムループを重ねるごとに勇猛果敢な戦士へと成長していくという仕掛けとして斬新。
タイムループを扱うと何度も何度も繰り返されるシーンが面倒くさくなりがちだが、この映画ではその繰り返されるシーンの切り取り方が巧みで、ストーリー展開にスピード感を与えている。
まさにロールプレイングゲーム(RPG)、ゲームの初心者がリセットを繰り返すうちにスキルを広げ、先の、そのまた先のステージへ進むような感覚を体感できる。
そもそもRPGって、戦争シミュレーションゲームから始まったってことを考えると、さもありなんだ。


 "Full Metal Bitch" こと特殊部隊の軍人リタ・ヴラタスキを演じるのはエミリー・ブラント。
知的でエレガントな女優さんというイメージだったから、実はエンドロールまで、強面フルメタルビッチが彼女だったとはまったく気が付かなかった。

 原作とは、ストーリーをはじめとして、舞台になる国も主人公の国籍も違う、キャラ設定も違うし、主演のトムクルーズに合わすために年齢設定も大きく違うと言うことだが、この映画の世界観や、タイムループの扱い方は秀逸で、ぜひ、小説でもコミック版でもいいから、ぜひ原作も読んでみたいなって思った。
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