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スキャンダル この映画の企画を立ち上げた時はまだ#MeToo運動が起きる前だったそうだ


【🎦10 うち試写会1】 大手テレビ局FOXニュースの元人気キャスター、グレッチェン・カールソン(ニコール・キッドマン)が、CEOのロジャー・エイルズ(ジョン・リスゴー)をセクハラで提訴する。メディアが騒然とする中、局の看板番組を背負うキャスターのメーガン・ケリー(シャーリーズ・セロン)は、今の地位をつかむまでの軌跡を振り返って動揺していた。一方、メインキャスターの座を狙うケイラ・ポスピシル(マーゴット・ロビー)は、ロジャーと対面する機会を得る。

 2016年にアメリカのテレビ局FOXニュースで行われたセクシュアルハラスメントの裏側を描いた映画。
原題は「Bombshell」、砲弾とか爆弾と訳すのではなく「人を驚かすような事,突発事件」の意味なのだろう。
#MeTooムーブメントの出発点となった、米専門テレビ局大手のFOXニュースの創立者で元CEO、米国の保守政治に大きな影響を与えてきたロジャー・エイルズのセクシャル・ハラスメントに対する女性職員の告発事件。(彼自身はくも膜下出血で、2017年に77歳で死去)
しかし、この映画の企画を立ち上げた時はまだ#MeToo運動が起きる前だったそうだ。


 TV界に蔓延するセクハラと戦った女性の勇気を称える社会派映画であるが、出世欲と保身に踊らされる大企業の仕組みを描くスリリングなサスペンス的要素も強い。
キャリアを賭けて告訴したG・カールソンを演じるニコール・キッドマン、状況を俯瞰して葛藤しながらも有利に事を運んだメーガン・ケリーを演じるシャーリーズ・セロン、新米キャスターながらメインキャスターの座を狙うケイラ・ポスピシルを演じるマーゴット・ロビー、それぞれが美しくそして壮絶に役柄を演じきる。
特に、マーゴット・ロビーの見せ場となるシーンは、その表情から自分との葛藤が痛いほど伝わってきて、この問題を生々しく激しく胸に刺す。


 そして、やはりロジャー・エイルズを演じるジョン・リスゴーが、CEOの気色悪さ、姑息さ、醜悪な行為を見事に体現したのがこの作品とリアリティを実現している。


 1988年に行なわれた世界初のセクシャルハラスメント訴訟「Jenson v. Eveleth Taconite Co.」を映画化した「スタンドアップ」(原題「North Country」2005年の作品)で主人公ジョージー・エイムズを演じたシャーリーズ・セロンだったが、今作ではプロデューサーとしても参加していたそうで、ある意味、彼女の手腕がおおいに発揮されたのでは無かろうか。
彼女の台詞に「A fish stinks from the head down.」(魚は頭から腐る)というのがあった。
先日、国会で辻元清美衆議院議員の「鯛は頭から腐る」と安倍首相に迫ったが、日本の場合、安倍自公政権も、自民党も、頭だけでなく腹もしっぽも腐っていると感じてるが…( ̄0 ̄)

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