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アド・アストラ ヒューマンドラマとして観た場合、非常に深い作品で、それはブラピの演技力のたまものだろう


【41 試写会8】【Run4-76 9.88km 1:01:32 皇居】 地球外知的生命体探求に尽力した父(トミー・リー・ジョーンズ)の背中を見て育ったロイ・マクブライド(ブラッド・ピット)は、父と同じ宇宙飛行士の道に進むが、尊敬する父は地球外生命体の探索船に乗り込んだ16年後に消息を絶つ。あるとき、父は生きていると告げられ、父が太陽系を滅亡させる力がある実験“リマ計画”に関係していたことも知る。

 ブラッド・ピットとトミー・リー・ジョーンズが共演したスペースアドベンチャー。地球外知的生命体を探求する父親に憧れて宇宙飛行士になった息子が、父の謎を探るという映画。

 人類は火星に宇宙基地を建造し、地球外生命体の探査に乗り出している時代設定の、エピック・SF・スリラー映画。
しかしまるで宇宙版「地獄の黙示録」としか言いようがなく、しかもそれをなんと子と父バージョンで描いてしまった。


 コッポラは「地獄の黙示録」の映画化にあたり、原案である小説「闇の奥」以外にもさまざまな作品をモチーフにしたというが、この作品でも、「2001年宇宙への旅」のような世界観が軸となっているように感じるし、エピソードとして「インターステラー」や「ゼロ・グラビティ」などを彷彿とさせる要素が多い。
なんとなくデジャブ感があるが、しかしビジュアルの完成度は非常に高い。


 ブラピ演じるロイ・マクブライドは、優秀な宇宙飛行士でありながら、16年前の父の事故死が切っ掛けとなり、他者と適切な関係を築くことができず、妻のイヴとも離婚してしまったというキャラ。
ずっと家族や人生に対する哲学的な独白を繰り返してぶつぶつ悔悟していて、観ている方としては病みそうになってしまうが、しかし、その割に行動は荒っぽく事態を悪化させるばかりで、あんたのせいでどんだけの人間が死んでるねん、って突っ込みたくなる。
日本ではかなり評価が悪いと聞いているが、スペースアドベンチャーとして観たらそれもしかり、しかしヒューマンドラマとして観た場合、非常に深い作品で、それはブラピの演技力のたまものだろうと感じた。
と褒めておきたいのだが、とっても気になったのは、当初の人類の危機などの諸問題が放置されたままやったことだ…、どうなった?
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