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LORO 欲望のイタリア ベルルスコーニを演じるトニ・セルヴィッロの怪演に、ほんま何度も開いた口がふさがらなかった。


【36 試写会7】今日は連合2020春季生活闘争中央討論集会@ホテルラングウッド。
昨夜はうちのバス幹事会の懇親会後もだらだら飲んだくれたのち、帰ろうと思ったら、電車が止まってて、蒲田の上司(自分と同様な単身赴任者)の部屋に泊めてもらう羽目に。

 女性問題や失言などで世間を騒がせ続けてきたイタリアの元首相シルヴィオ・ベルルスコーニ(トニ・セルヴィッロ)は、マフィアとの癒着、職権乱用など手段を選ばず成功への野心を燃やし続けていた。2006年、政敵に敗北した彼は、首相の座に返り咲こうと動き始める。

 数々のスキャンダルで知られるイタリアの元首相シルヴィオ・ベルルスコーニをモデルにした異色作、失脚した彼が首相の座に返り咲こうと野心を燃やす姿を、パオロ・ソレンティーノ監督が描くという映画。
イタリア外務省に属する機関であるイタリア文化会館にて試写会で鑑賞、試写会でなければなかなか観ない映画やな~。


 最初の羊の場面で「あ、もしかしたら俺はこの映画は理解できないかも!💦」
その次は太陽に照らされた海に浮かぶ船室で野心ギラギラの青年が腰を振りまくる場面…、ここはちょっと楽しいが…。
しかしそのあと延々続く、リッカルド・スカマルチョ演じるセルジョの、金と薬と酒とセックスにまみれた描写がさらに混迷を極めていくんやけど…。
どっから本題??


 スキャンダルにまみれたイタリアの元首相シルヴィオ・ベルルスコーニについては、うろ覚えながら、個性的で「酷い」リーダーやったなという印象が。
しかし「ここまで酷い奴とは!」ってなりながらも、燃え尽きることのない野心、欲望を満たすためなら手段を択ばない狡猾さと圧倒的なパワーととも、魔力的なリーダーシップ、政治力、カリスマ性がほとばしるってとこにあんぐり。
そんなベルルスコーニを演じるトニ・セルヴィッロの怪演に、ほんま何度も開いた口がふさがらなかった。


 ブラックな笑いと風刺、刺激的でエロチックな映像を交えながら、あたかも舞台劇のように繰り広げる演出は、「さすがイタリアの巨匠パオロ・ソレンティーノ監督だ」と評価されているが、一緒に鑑賞した友人が「美術館で素晴らしい芸術品を観て『素敵』だと思っても、どう素敵なのかさっぱりわからない、あの感じを初めて映画で持ちました。」ってのがほんと言い得て妙。
その感想を聞きながら、自分は「とにかく40人くらいのおっぱいポロリがあってそれが一番芸術やったな~」って思ったがまさか口には出せず。

 ソレンティーノ監督は、この映画をただの伝記映画にするつもりはなく、また、ベルルスコーニについて評価するつもりも無い、と言っているそうだが、自分には「そうはいってもほんとはベルルスコーニ好きなんでしょ」ってな愛が溢れてるやんと思ったが…。
9年にもわたって首相の座につき、国民を熱狂させた(苦悩させた?)ベルルスコーニの魔力にも重なる陶酔の157分だった。

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