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アルキメデスの大戦 安予算の2時間ドラマよりもとっても薄っぺらなものになってしまっていたことがとても残念


【21 試写会4】【Run8-59 7.52km 47:04 栗林公園】  昭和8年(1933年)、第2次世界大戦開戦前の日本。日本帝国海軍の上層部は世界に威厳を示すための超大型戦艦大和の建造に意欲を見せるが、海軍少将の山本五十六は今後の海戦には航空母艦の方が必要だと主張する。進言を無視する軍上層部の動きに危険を感じた山本は、天才数学者・櫂直(菅田将暉)を軍に招き入れる。その狙いは、彼の卓越した数学的能力をもって大和建造にかかる高額の費用を試算し、計画の裏でうごめく軍部の陰謀を暴くことだった。


 「週刊ヤングマガジン」連載の三田紀房のコミック「アルキメデスの大戦 (ヤングマガジンコミックス)」を原作にした歴史ドラマ、1930年代の日本を舞台に、戦艦大和の建造計画を食い止めようとする数学者を描くという映画。
冒頭の、戦艦大和が撃沈される戦いを描いたCGに度肝を抜かれた、たいへんな出来映えだ!
しかしながら、とっても期待していた映画だけに、作品の質という部分では、がっかりだった…。


 そもそもこのお話はフィクションであり、この物語に近いエピソードも史実にないので、この話に出てくる、菅田将暉演じる主人公の櫂直海軍少佐(→海軍中佐)も、田中泯演じる平山忠道造船中将ら海軍幹部らも原作者の想像のたまものだそうだ。
今作の大和のエピソードは、原作の中でも主たるものではないようで、あくまでも映画化にあたって、もっとも一般向けしやすそうな題材を選んだだけのようで、正直言って、配役にしても脚本にしても、安予算の2時間ドラマよりもとっても薄っぺらなものになってしまっていたことがとても残念だ。
掘り下げ方を違えれば、現在の政治情勢・国防・外交も踏まえて、メッセージ性が強い、たいへんな問題作になったのではなかろうか。

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