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労働契約法第20条をめぐる、ハマキョウレックス事件と長澤運輸事件の判決なので、初めて最高裁判所傍聴に行ってみたのち、オンショア小波な大磯にて、海に慰めてもらった(笑)




【49 Grommet Simple Retro Fish 5'11】今日は、最高裁判所にて、労働契約法第20条をめぐる、ハマキョウレックス事件と長澤運輸事件の判決なので、初めて、最高裁判傍聴に行ってみた。
先日、衆議院を通過し、参議院で審議される「働き方改革関連法案」の同一労働同一賃金の運用面で大きな影響を持つ2つの裁判の判決だ。
14時30分からのハマキョウレックス事件では、95人中47人、2.02倍の抽選に勝って傍聴できたが、長澤運輸事件は108人中42人、2.57倍の抽選ではハズレ…(T-T)
しかし初めての最高裁の傍聴で驚いたのは、13時50分整理券配布締め切り(12時半から並んでた)⇒抽選⇒筆記用具と貴重品以外はロッカーへ収め金属探知機を抜けてから裁判所内へ⇒ロビーで待たされた後14時10分ようやく第2小法廷に入場⇒14時15分中島光孝弁護士らが入廷⇒14時26分まもなく開廷しますの声⇒14時28分判事が入廷してマスコミの撮影⇒14時30分開廷⇒14時31分主文⇒14時34分閉廷、ってな具合なこと!
で、その肝心の主文は、ほとんど何言ってるか理解出来ず、自分の解釈としては「判決、一部不合理で差し戻し、皆勤手当の部分は破棄」、ってことかなと解釈…。
すみません、実はよく理解できませんでした…ってな状態、なんのために傍聴に来たのだ!?。(NHKの7時のニュース、ちなみに後頭部禿げてない黒い髪の白シャツは自分です)

労働契約法第20条 有期労働契約を締結している労働者の労働契約の内容である労働条件が、期間の定めがあることにより同一の使用者と期間の定めのない労働契約を締結している労働者の労働契約の内容である労働条件と相違する場合においては、当該労働条件の相違は、労働者の業務の内容及び当該業務に伴う責任の程度(以下この条において「職務の内容」という。)、当該職務の内容及び配置の変更の範囲その他の事情を考慮して、不合理と認められるものであってはならない。

通勤手当など正社員と待遇差「不合理」 最高裁が初判断(朝日新聞 2018年6月1日17時37分)

 ハマキョウレックス事件は、「二審が『不合理』と認めた四つの手当に加え、皆勤手当についても正社員に支給しながら契約社員に支給しないのは『不合理』」と判断。
原告が皆勤手当の支給要件に該当するかを審理させるため、大阪高裁に差し戻した。
しかし、住宅手当については、「正社員と契約社員の間に転勤の有無など差があることをふまえ、契約社員に支給しないのは『不合理といえない』」と原告の訴えを退けたようだ。

 また、長澤運輸事件では「出勤を奨励する精勤手当と、算定の際に精勤手当の額が影響する超勤手当について、正社員と嘱託社員に支給額の差があるのは『不合理』」と判断。
具体的な賠償額を審理するため、審理を二審・東京高裁に差し戻した。
ただ、それ以外の住宅手当や家族手当などについては、「正社員と再雇用された嘱託社員に差があるのは『不合理ではない』」として原告側の訴えを退けた。

 そして長澤運輸事件では、「労働条件の差が不合理か否かの判断は賃金総額の比較のみではなく、賃金項目を個別に考慮すべきだ」との初判断を示した上で、賃金項目を個別に検討。
全営業日に出勤した正社員に支給される月額5000円の「精勤手当」について、嘱託社員に支給されない点を「不合理」と判断、この部分の2審・東京高裁判決(2016年11月)を破棄。会社に対し、相当額の5万~9万円を3人に支払うよう命じた。
さらにここが最も気になっていたポイントなんだが(同一労働同一賃金のガイドラインでもペンディングにされた部分)、その他の基本給や大半の手当については、3人が近く年金が支給される事情などを踏まえ、格差は「不合理ではない」として請求を退け、精勤手当に連動する超勤手当の再計算の審理のみを同高裁に差し戻した。

 整理してみると、ハマキョウレックスの訴訟では、正社員と非正社員の手当の格差の一部が不合理と判断され、長澤運輸の訴訟では、定年後の正社員と非正社員の賃金格差が不合理かどうかは、賃金項目ごとに個別に考慮すべきだと判断された。
ただし、長澤運輸事件では最高裁でも。「(1)定年後再雇用において、定年時より賃金が引き下げられることは広く行われていること、(2)長期間の雇用は予定しないこと、(3)一定の要件を満たせば老齢厚生年金の支給を受けられることを理由とし、『定年退職後に再雇用される有期契約労働者の賃金体系のあり方を検討するに当たって、その基礎になるものである』」とし、職務内容が同一であっても、定年後再雇用であることをその他の事情として非常に高く評価をした点がポイントとなってしまった。
自分としては、このような判断要素が労働契約法20条の解釈として正しいのか、根本的な疑問を持たざるを得ない判決だ。

 自分の出身単組の顧問弁護士の中島光孝弁護士、また、自分が今、東京で仕事している産別労組の顧問弁護士の宮里邦雄弁護士、お疲れ様でした!
あらためて、今回の2つの最高裁判決を踏まえて、われわれ労働組合がどう対応していけば良いか、ご教示ください。

ハマキョウレックス事件 判決文 http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/784/087784_hanrei.pdf
長澤運輸事件 判決文 http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/785/087785_hanrei.pdf


 で、長澤運輸事件の傍聴で外れてしまったので、傷心のままとぼとぼと直帰してしまったら、日暮れまで少し時間があるので、海に慰めてもらおうと、17時30分頃に浜へ。


 一日中オフショアだと思っていたら、いつの間にやら南風のオンショアに変わっていて、汐も上げていることもあって、平塚は花水河口も含めて全滅。
大磯なら、風がサイドオンになっててなんとか波乗り出来るやん。


 膝~もも、まとまりが無い波が多いが、ときどきうっかりパキッって張るピークがあって、それが運良く自分の目の前にやってきてくれたら、小さくてぐっちゃぐっちゃな割に、ちゃんとレールを入れて走れる。


 くじ運的には、今日の裁判傍聴券よりは、当たりくじ多いかも♪

     
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