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一度死んでみた こういうバカバカしいだけの作品って嫌いではないけどね~


【🎦12 うち試写会1】会議や出張がどんどん中止・延期・持ち回りになっていて、今週はめっちゃ暇やと思っていたら、いろんな会議などが国会対策中心に急遽設定されて(なんせ第201回国会(常会)は普通にやってるし、重要法案目白押しやし、COVID-19対策もあるし)、なんかめっちゃ頭も身体も忙しい今週になっている不思議。

 製薬会社の社長を務める父の計(堤真一)と一緒に暮らす大学生の七瀬(広瀬すず)は、研究に打ち込むあまり母の死に際にも現れなかった仕事人間で口うるさい父が嫌でたまらず、顔を見るたびに死んでくれと毒づいていた。ある日計は、一度死んで2日後に生き返る薬を飲んだためにお化けになってしまう。何も知らずに動揺する七瀬は、遺言により社長を継ぐことになり、計の会社に勤める松岡(吉沢亮)から真相と聞かされる。

 auのCM「三太郎」シリーズなどを担当してきた浜崎慎治がメガホンを取ったコメディー、ある特殊な薬を飲んだ父と、彼のことが大嫌いな娘が起こす騒動を映し出すという映画。


 しかし、笑いと感動・・・なんて微塵も感じなかったってのは、自分が呆けてるのかってずっと自問自答していた。
テンポとノリは良かったんだけど、ストーリーはありきたりで、目を見張るような仕掛けもなく、細かい伏線は張ってあるのだけど、どれもどうでもいい伏線なので、回収されたからといってスカッとするもんでもない。
俳優陣に関しては、「まじか!」って思うくらいに豪華、もうむちゃくちゃ豪華、しかしとっても無駄遣いが過ぎて、単に無駄遣いを「どや!?」って誇っているだけのようだ。


 おそらく酒飲みながら「広瀬すずがデスメタルやらしたら面白いよな~」って会話から作られた映画なんやろうな~。
こういうバカバカしいだけの作品って嫌いではないし、堤真一とリリー・フランキーの「日野の2トン」寸止めな掛け合いだけは、未だに思い出し笑いしてしまうので、ま、「金返せ!」とはならんねんけど、しかしもうちょっとなんとかならんのか~。
テレビの地上波での2時間特番ドラマでええやんか~、これなら……でもこんなネガティブな今日この頃にはいい映画デスッ(T-T)

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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY 邪悪なキャラがカラフルに炸裂っ!


【🎦11 うち試写会1】会議に集会に学習会に出張に…予定がどんどん白紙になっていく。

 ジョーカーと別れたハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)は束縛から解放され、街にはびこる悪党が敵意を持つほど暴れまくっていた。謎のダイヤを盗んだ少女をめぐって、裏世界を支配するサイコパス、ブラックマスク(ユアン・マクレガー)と対決することになった彼女は、くせ者ばかりを集めてチームを作り上げる。

 『スーサイド・スクワッド』で、ジョーカーの恋人として登場したハーレイ・クインが主人公のアクション、ハーレイ・クインが、裏世界を支配するブラックマスクと戦うという映画。
英題は「BIRDS OF PREY(AND THE FANTABULOUS EMANCIPATION OF ONE HARLEY QUINN)」、1つのハーレークインの幻想的な使用法?直訳過ぎる?
バットマンシリーズをろくに観たことがなく、そして話題作だったJOKERも観ていない自分が、そもそも彼女が誰なのかを知らずに観てしまった。
邪悪王ジョーカーと破局して裏社会での後ろ盾を失った彼女が一念発起して自立するまでを描く物語って書いてしまうと、なんかぜんぜん映画に合わない説明なってしまうねんけど、でもそうやねんからしかたない。
冒頭のアニメでの説明のおかげで、とりあえず入り口でスッと映画に入れて良かった。


 ガールズパワーを全面に押し出したキャッチーでポップなノリ、奔放かつパンキッシュなキャラ、高い身体能力を活かしたアクロバティックな暴れっぷり、細かいことは気にせずにとっても痛快で楽しい!
ギャグを織り込みつつもハーレイ・クインの心情の変化をしっかりと伝わってくるし、悪党なりの善悪の基準が透けて見えてきて、さらに男性社会における女性にとって不利な立場であるとか搾取の構造などがさらっと盛り込まれているようで、脚本が巧み。
しかし時間軸を強引にイジり回す手法が、ふと真面目になって考え込んでしまうことを許さず「いいから、素直に笑え!」って言われているかのよう。


 閉塞感漂うこんな時期やから、こういう映画は良いね!
ラストのラストに、たいへんな秘密の暴露(?)があるから最後まで観てね。

スキャンダル この映画の企画を立ち上げた時はまだ#MeToo運動が起きる前だったそうだ


【🎦10 うち試写会1】 大手テレビ局FOXニュースの元人気キャスター、グレッチェン・カールソン(ニコール・キッドマン)が、CEOのロジャー・エイルズ(ジョン・リスゴー)をセクハラで提訴する。メディアが騒然とする中、局の看板番組を背負うキャスターのメーガン・ケリー(シャーリーズ・セロン)は、今の地位をつかむまでの軌跡を振り返って動揺していた。一方、メインキャスターの座を狙うケイラ・ポスピシル(マーゴット・ロビー)は、ロジャーと対面する機会を得る。

 2016年にアメリカのテレビ局FOXニュースで行われたセクシュアルハラスメントの裏側を描いた映画。
原題は「Bombshell」、砲弾とか爆弾と訳すのではなく「人を驚かすような事,突発事件」の意味なのだろう。
#MeTooムーブメントの出発点となった、米専門テレビ局大手のFOXニュースの創立者で元CEO、米国の保守政治に大きな影響を与えてきたロジャー・エイルズのセクシャル・ハラスメントに対する女性職員の告発事件。(彼自身はくも膜下出血で、2017年に77歳で死去)
しかし、この映画の企画を立ち上げた時はまだ#MeToo運動が起きる前だったそうだ。


 TV界に蔓延するセクハラと戦った女性の勇気を称える社会派映画であるが、出世欲と保身に踊らされる大企業の仕組みを描くスリリングなサスペンス的要素も強い。
キャリアを賭けて告訴したG・カールソンを演じるニコール・キッドマン、状況を俯瞰して葛藤しながらも有利に事を運んだメーガン・ケリーを演じるシャーリーズ・セロン、新米キャスターながらメインキャスターの座を狙うケイラ・ポスピシルを演じるマーゴット・ロビー、それぞれが美しくそして壮絶に役柄を演じきる。
特に、マーゴット・ロビーの見せ場となるシーンは、その表情から自分との葛藤が痛いほど伝わってきて、この問題を生々しく激しく胸に刺す。


 そして、やはりロジャー・エイルズを演じるジョン・リスゴーが、CEOの気色悪さ、姑息さ、醜悪な行為を見事に体現したのがこの作品とリアリティを実現している。


 1988年に行なわれた世界初のセクシャルハラスメント訴訟「Jenson v. Eveleth Taconite Co.」を映画化した「スタンドアップ」(原題「North Country」2005年の作品)で主人公ジョージー・エイムズを演じたシャーリーズ・セロンだったが、今作ではプロデューサーとしても参加していたそうで、ある意味、彼女の手腕がおおいに発揮されたのでは無かろうか。
彼女の台詞に「A fish stinks from the head down.」(魚は頭から腐る)というのがあった。
先日、国会で辻元清美衆議院議員の「鯛は頭から腐る」と安倍首相に迫ったが、日本の場合、安倍自公政権も、自民党も、頭だけでなく腹もしっぽも腐っていると感じてるが…( ̄0 ̄)

グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~ 懐かしさも感じる素敵な素敵な日本喜劇に仕上がっている


【🎦9 うち試写会1】【🏃Run4-9 7.06km 45:17 湘南銀河大橋】 戦後の混乱期を経て、復興へと舵を切った昭和の日本。雑誌の編集長を務める田島周二(大泉洋)には、何人も愛人がいた。一念発起して愛人たちと別れようと決意するが、彼女たちの顔を見るとなかなか別れ話ができない。そこで田島は、美人だががめつい永井キヌ子(小池栄子)に妻のフリをしてもらうことを思いつく。

 太宰治の未完の遺作「グッド・バイ」をケラリーノ・サンドロヴィッチが戯曲化した舞台を、成島出監督が映画化、互いの目的が合致した男女が偽りの夫婦を演じるという映画。
昭和23年、小説「グッド・バイ」は、太宰治が新聞連載を予定し13回分まで書いた時点で入水自殺を遂げ、絶筆となった作品で、未完と言われているが、ほぼほぼ冒頭部しか書かれていないので、太宰がどんな話しにしたかったのはまったくわからん状態。
だからのこの映画は面白い解釈やな~、というかまったく想像だにもしなかった解釈やな~、って感心していたら、エンドロールで知ったが、ケラリーノ・サンドロヴィッチが2015年に脚本・演出した舞台の映画化だったのだ。


 舞台も映画も永井キヌ子を演じるのは小池栄子だが、無頼では仲村トオルが演じた田島周二は大泉洋が演じている。
映画の大泉が抑え気味の演技だと感じたが、舞台の映像をネットで見たら、仲村トオルの弾けっぷりに驚いた。
小池栄子の見事なコメディエンヌぶりは突き抜けていて、それがちょっと映画では過剰に感じたけど(特に原作通りな「鴉声」がww)、その原因は大泉洋だったのかも知れない。


 原作部分を忠実に描く冒頭部では、演出・美術・脚本が完璧で、キヌ子の過去を演じる小池栄子も見事、作品全体で登場人物のセリフ回しや立ち振る舞いにも時代考証が行き届いている。
花屋の店員青木保子役の緒川たまき、イラストレーター水原ケイ子役の橋本愛、女医大櫛加代役の水川あさみなど、大泉を翻弄する女優陣がまた開き直った演技を披露し、男女の妙味が上手く伝わる。
ちなみに原作では、一人目の女性は美容室の先生である青木さん、二人目は水原ケイ子という洋画家、水原恵子にアポイントを取ろうとするところで作品は途切れた。


 戦後のどさくさを独力で生き延びる女性を怪演する、小池栄子のその演技に尽きるこの映画、懐かしさも感じる素敵な素敵な日本喜劇に仕上がっていて、とっても楽しかった。

1917 命をかけた伝令 ワンシーンワンカット風映像による没入感と臨場感は圧倒的!


【🎦8 うち試写会1】今朝は波が小さく、でも南岸を通過する低気圧によって沖で南風が吹く予想やから、もしかした夕方にはうねりが反応するかもと期待して待ったが、🌊あがらず。
5時前まで待って諦めて、フィットネスクラブに行こうと出掛けかけたら雨が降っているからめげてしまったダメダメな日曜日😢

 第1次世界大戦が始まってから、およそ3年が経過した1917年4月のフランス。ドイツ軍と連合国軍が西部戦線で対峙する中、イギリス軍兵士のスコフィールド(ジョージ・マッケイ)とブレイク(ディーン=チャールズ・チャップマン)に、ドイツ軍を追撃しているマッケンジー大佐(ベネディクト・カンバーバッチ)の部隊に作戦の中止を知らせる命令が下される。部隊の行く先には要塞化されたドイツ軍の陣地と大規模な砲兵隊が待ち構えていた。

 第1次世界大戦を舞台にした戦争ドラマ、戦地に赴いたイギリス兵士二人が重要な任務を命じられ、たった二人で最前線に赴く物語を全編を通してワンカットに見える映像で映し出すという映画。
最新技術の粋を集めた主観的視点が中心のワンシーンワンカット風映像が展開されているこの作品を、どんな映画だって問われれば、「走れメロス」と答える。


 おそらくだが、この作品の根底にあるのは、今も身近にある戦争の脅威を、実感できない世代に、強引にでも戦場を体感させたいとする思いなのかも知れない。
ワンカット撮りなのだから、普通なら見せない情景を避けることは出来ないであろう、だから相当残酷な場面が多いのだろうと、自分もそう思ってこの映画鑑賞に臨んだが、恐れていたほどではなかった。
だが、それでもそうとう厳しい場面があるので、そこは注意が必要で、誰にでも受け入れられる映画ではないと思う。


 しかしながら、没入感と臨場感は圧倒的であり、カメラを複数使い分け、鮮やかな編集によって完成した1ショット撮影という手法が、この作品の肝というのが妙。
実は脇役陣がすごいのだけど、でも、スコフィールド演じるジョージ・マッケイとブレイク演じるディーン=チャールズ・チャップマン、彼ら二人の演技があっての映画だ。

サヨナラまでの30分 予想以上にいい映画!劇中バンド"ECHOLL"のナンバーが、ストーリーにドはまりで、そして素晴らしいのよ!


【🎦7 うち試写会1】【🏃Run2-7 5.23km 33:02 🌊チェックがてら生コン】 南風がおさまって生コンサイズアップして🌊整ってきているみたい。
社会保険審査会、今日は早く終わる予定やったからもしかしたら日暮れ前にギリ間に合うかと期待していたが、けっきょく長引いてしまって、平塚に帰ってきたのは日暮れ後やった…😱

 他人と関わることが苦手で就職活動もうまくいっていない大学生の颯太(北村匠海)は、ある日1年前に他界したバンドミュージシャンのアキ(新田真剣佑)が遺(のこ)したカセットテープを拾う。テープを再生してみると、その30分の間だけ颯太の中身がアキになる。アキは颯太の体を借りて、恋人やバンドのメンバーとの再会を果たす。

 『OVER DRIVE』で共演した新田真剣佑と北村匠海主演によるラブストーリー、亡きミュージシャンが遺したカセットテープが再生されている間に起こる不思議な出来事から始まる物語を描くという映画。


 今は懐かしいカセットテープがキーポイントとなる、映画のためのオリジナルストーリー。
とは言え、カセットテープとプレーヤーの取り扱いについてはツッコミどころ満載ながらそこは、ま、気にしないでいいだろう。
W主演の新田真剣佑と北村匠海の二人三役ともいうべき各々の演じ分けの絶妙さが素晴らしい。
二人とも演技力は十分な上に、二人の歌唱力も、「吹き替えかな」と思うほど説得力があって、そこも見所になっていた。


 バンド仲間もキャラが立っていて、新田真剣佑演じる宮田アキとそれぞれの人間関係がさりげなく描かれている点と、北村匠海演じる窪田颯太とアキが入れ替わっている際にフラッシュバックされるシーンが、ストーリーの骨格を緻密に補完しているところが巧み。
アキの影がちゃんとない細やかさも良。
そしてそして劇中バンド"ECHOLL"のナンバーが、またストーリーにドはまりで、そして素晴らしいのよ!



ジョジョ・ラビット コメディ映画でありながら…。分断、種差別、ヘイト、民族主義、排他主義な人々、それらを政治利用する為政者に観て欲しいがなぁ。


【🎦6 うち試写会1】 第2次世界大戦下のドイツ。10歳のジョジョ(ローマン・グリフィン・デイヴィス)は、青少年集団ヒトラーユーゲントに入団し、架空の友人であるアドルフ・ヒトラー(タイカ・ワイティティ)に助けられながら一人前の兵士を目指していた。だがジョジョは訓練中にウサギを殺すことができず、教官に“ジョジョ・ラビット”というあだ名を付けられる。

 タイカ・ワイティティ監督がメガホンを取り、第2次世界大戦下のドイツを舞台に描くヒューマンドラマ、ヒトラーを空想上の友人に持つ少年の日常をコミカルに映し出すという映画。
ナチス予備軍ヒトラーユーゲントをコメディ仕立てに描いた映画っていう風に言えば、ま、この映画を表すのだが、それでは、この映画は語り切れない。
つい最近、「総統の子ら集英社文庫) 皆川 博子著を読んだので、自分としてのヒトラーユーゲントのイメージはあったし、必要最小限の予備知識を得た上で観たつもりながら、想像の範疇を、極めて超えてしまった映画だった。
ヒトラーユーゲントとは、1926年に設けられたドイツのナチス党内の青少年組織に端を発した学校外の放課後における地域の党青少年教化組織で、1936年の法律によって国家の唯一の青少年団体(10歳から18歳の青少年全員の加入が義務づけられた)となった。「ヒトラー青少年団」とも訳される。略号はHJ、戦局の悪化とともに1944年に国民突撃隊に併合された。


 軸はまったくのコメディ映画、しかしストーリーが進んで行くにつれ、それらのシーンが巧みに畳まれていき、そしていつまでも余韻が残るように心に染み渡る。

 「ヒトラー独裁を実現した、アーリア民族の優秀性の証明」ってのはなんやったんやろ?
分断、種差別、ヘイト、民族主義、排他主義な人々、それらを政治利用する為政者。
今、日本が、政府に忖度して隠蔽・改竄を是とする高級官僚、真実を報道しないことを是とするマスコミ上層部、三権分立を政府が握っても是とする司法、となっているが、まるでこの映画のあの頃のよう。
ファシズム化しつつあることを、許してしまっていいのかってことが日本の今日的第重要課題、またあの時代に行くのか?


 種差別の愚かさや、分断を許してはならないってことなどの重厚な多層構造をコメディとして描き切った監督が素晴らしい。
歴史修正主義者が台頭し、文学や映画の世界でも、根拠もなく、あからさまに歪曲し表現し、それを賑々しく賞賛する今を、日本は歴史から学ばないし学ばせないという今を、大いに危惧しているが、この映画を観たら感じることもあるでしょう。


 音楽の使い方もとっても風刺的で刺激的で、観ているものの心をいやらしくざわつかせる。
忘れがたい映画になると思う。

キャッツ 猫のスーツを着た人間の妙な艶かしさ…ながら映画としては…😱


【🎦5 うち試写会1】【💪NAS3-6 Crunch VerticalChestPress64kg PeckDeckFly36kg VerticalShoulderPressM55kg NallowGripLatPullDown55kg MidLow55kg】空に満月が昇ったある晩、ロンドンの一角にあるゴミ捨て場には個性あふれる“ジェリクルキャッツ”が集う。それは生涯にたった一度、新しい人生を始めることができる一匹の猫が選出される特別な舞踏会が催される夜だった。

 大ヒットミュージカル「キャッツ」を実写映画化、ミュージカル映画『レ・ミゼラブル』などのトム・フーパーが監督を務め、猫たちの姿を生き生きと描くという映画。
あのミュージカルが映画で見れるのか、って期待感満載で鑑賞したのだが…妙に退屈で気持ち悪くて。
2019年12月20日にアメリカ、イギリスを皮切りに約40か国で公開されたが、批評家からはCGI効果、プロット、トーンを根拠に酷評され、2019年で最悪の1本との声も挙がっているというのもうなずける。


 英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパルとして舞台に立つ現役バレエダンサーのフランチェスカ・ヘイワードが演じる子猫ヴィクトリアはじめ、猫のスーツを着た人間の妙な艶かしさってのはある。
が、「ミュージカルの金字塔」ながら、これまで映画化されなかった理由ってのはそれはきっと映画向きでないからなのかも。
歌とか踊りは最高級のほんまものながら、しっぽや耳、それと背景全体でCG使いまくりなので、どこまでが本物でどこまでが…、ってのも辛いしきもい。 


 グリザベラを演じるジェニファー・ハドソンの「メモリー」の熱唱には感涙、彼女自身も鼻水までたらす熱演を披露していて、作品自体の出来はおいといて、これを聴けたことだけで「金返せ」とはならない。
またこの「メモリー」の返歌でもある新曲「ビューティフル・ゴースト」もよかった!
以上!😫

リチャード・ジュエル 「事実は小説より奇なり」ながら、イーストウッドの手に掛かると、いとも簡単に感動大作になってしまう不思議


【🎦4 うち試写会1】【🏃Run3 5.71km 34:16min 大間公園】今年初めての試写会、公開は明日(1月17日(金))

 1996年、アトランタで開催されたオリンピックで爆破テロ事件が発生する。警備員のリチャード・ジュエル(ポール・ウォルター・ハウザー)が爆弾の入ったバッグを発見したことで、多くの人々の命が救われた。だがFBIは、爆弾の第一発見者だということを理由に彼を容疑者として逮捕。リチャードを担当する弁護士のワトソン・ブライアント(サム・ロックウェル)が捜査に異議を唱える中、女性記者のキャシー・スクラッグス(オリヴィア・ワイルド)の記事をきっかけに容疑の報道は熱を帯びていく。

 アトランタオリンピックで起こった爆破テロを題材にした実録ドラマ、容疑者とされた爆弾の第一発見者と真実を求める弁護士の闘いを描くという映画。
この映画は、1997年に雑誌『ヴァニティ・フェア』に寄稿した記事「The Ballad of Richard Jewell」を原作としている。
巨匠クリント・イーストウッド監督の映画は、1992 許されざる者、1986 ハートブレイク・リッジ 勝利の戦場、1995 マディソン郡の橋、2003 ミスティック・リバー、2006 父親たちの星条旗 硫黄島からの手紙、2008 チェンジリング グラン・トリノ、2009 インビクタス/負けざる者たち、2010 ヒア アフター、2011 J・エドガー、2014 ジャージー・ボーイズ アメリカン・スナイパー、2016 ハドソン川の奇跡、2017 15時17分パリ行き、2018 運び屋、と映画館で観てきたが、2006年以降、彼は、グラン・トリノとヒア アフター以外、実話の映画化ばっかやっていて、これもそうだ。


 「事実は小説より奇なり」、確かにそうなのだろうけど、映画化となると、切り取り方とか脚色のさじ加減とかがとても難しいと思うが、イーストウッドの手に掛かると、いとも簡単に感動大作になってしまう不思議。
そんな彼も今年で90歳、グラントリノの時に、俳優業最後の仕事と位置づけていながら、運び屋でまた主演していたが、監督業はまだまだ続く!


 襲い掛かるFBIとメディアリンチの嵐、国家権力やマスコミとの闘いは、社会派映画のはずなのに、この映画は、そもそものリチャード・ジュエルという人物と、彼を演じるポール・ウォルター・ハウザーの演技のせいで、「コメディか!」と言いたくなるほどとっても楽しいエンタメ作品になっている不思議、笑いどころがたっぷり。
最初、すごい嫌なやつに見えた、サム・ロックウェル演じるワトソン・ブライアント弁護士との掛け合いもとても楽しく、奇妙なバディムービーとしても魅力的。


 鑑賞前に、この事件に関して予備知識を持っていたし、予告編も観ていたので、この映画のテーマは、「冤罪」であり「メディアリンチ」だと知っていたが、役者陣の演技と脚本のせいで、リチャード・ジュエルが真の犯人で、けっきょく逃げ切っただけでは無いのか、って思わせるところがやばい。
しかも脇役を固めている役者陣がすごいし、で、「ミザリー」でアカデミー主演女優賞を受賞したキャシー・ベイツが今年のオスカーで助演女優賞にノミネートされており、しかも最有力であることはほんと納得の演技。
弁護士ワトソン・ブライアントを演じたサム・ロックウェルも素晴らしいし、めっちゃ憎まれ役のFBI捜査官トム・ショー:を演じたジョン・ハム、そもそもおまえが悪いんやんな記者キャシー・スクラッグスを演じたオリヴィア・ワイルドも巧み。
でも自分的な助演女優賞はナディヤを演じたニナ・アリアンダやねんけどな~!
しかしな…、あの記者を徹底的に悪者にしなかったのは、クリント・イーストウッド監督の思いなのだろうか…。

フォードvsフェラーリ カーレースの映画として上出来やけど、ヒューマンドラマとしても見応えあり!


【🎦3】一昨日(胸)、昨日(肩・背中)を今年初で久しぶりのフィットネスクラブでそうとう追い込んだので、今朝は上半身がパッキパキの筋肉痛。
やのに今朝は、首都圏電車ダイヤがむちゃくちゃで、いつもなら1時間弱の東海道線が1時間半も掛かってしまった。
座っているから寝てたらええんやけど、しかし筋肉痛の身体で、電車のシートに身動き出来ずにちんまり長時間座っているのはとっても苦痛やった~😢

 カーレース界でフェラーリが圧倒的な力を持っていた1966年、エンジニアのキャロル・シェルビー(マット・デイモン)はフォード・モーター社からル・マンでの勝利を命じられる。敵を圧倒する新車開発に励む彼は、型破りなイギリス人レーサー、ケン・マイルズ(クリスチャン・ベイル)に目をつける。時間も資金も限られた中、二人はフェラーリに勝利するため力を合わせて試練を乗り越えていく。

 1966年のル・マン24時間レースをめぐる実話を映画化した伝記ドラマ、フォード・モーター社からル・マンでの勝利を命じられた男たちが、王者フェラーリを打ち負かすため、意地とプライドを懸けた闘いに挑むという映画。
原題は「FORD V. FERRARI」、ヨーロッパ諸国では「Le Mans 66」というタイトルだそうだ。
153分となかなか尺長いが、言っておくがこれっぽっちも尺の長さは感じさせない!


 フェラーリに合併を蹴られたフォードが誇りとビジネス拡大をかけて臨んだル・マンの熱き戦い。
だからもっとカーレースに重きを置いた物語かと思っていたし、どうせアメリカンファーストな映画だと思っていた。
しかしスピードの追求を最優先に考えるシェルビーたちと、会社の利益や自分の立場を優先させようとするフォード上層部との対決がお話の軸となっていて、半沢直樹シリーズ・下町ロケット・ルーズヴェルト・ゲームなどを彷彿させるとっても池井戸潤的なとっても熱いヒューマンドラマやった。


 オイルの焦げる匂いととタイヤ焼ける匂いがしてきそうなほど、カーレース映画としてのスピードや臨場感は素晴らしいし、フォード・GT40開発の過程、レース場面の描き方もすごい迫力でとても深いから(速さよりも駆け引きが重要なルマン耐久レースやしな!)、カーレース好きにも充分に満足できるのやけど、しかしこの映画は人間模様を描いた面が強いので、カーレースにさほど興味が無くても充分に面白いだろう。
特に、クリスチャン・ベイル演じるケン・マイルズの人間性、息子や妻とのエピソードがぐっとくる。
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